突如ガンバの攻撃が復活して逆転勝ち。 G大阪2-1名古屋。

 J1第18節、ガンバ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦した。


出場メンバー。

前半、どちらも潰しあい、緊迫したいい入りになった。
互いにチャンスを作れず、1点をどちらが仕留めるかというゲームになりそうだった。
しかし、前半21分、東口が左に展開しようとしたボールが、ゴール前で前に出ようとしていた井手口の背中にぶつかってしまい、ゴールラインを割り、CK。 嫌なミスだなと思ったら案の定、相馬のCKをニアで米本が後ろにそらして、飛び込んできた金崎に蹴り込まれてしまった。 これは、金崎を褒めるしかない。
東口の安易なキックミスが失点を招いた。
最近の攻撃力のなさから考えて、よくて引き分けだなと思った。

これで、名古屋ペースになり、前半37分、マテウスが裏に走り出したのを見て、吉田が正確なロングフィードを供給、マテウスが走り勝って、GKとの1対1で強烈なシュートを放つが、東口が足元に来たのを触ったので、大きく弾み、バーに当たって、跳ね返ったのをクリア。 危機一髪だった。

前半38分、山本がPA中央手前でシュートフェイントでコースを作って狙いすましたシュートを放つが、ゴール前のパトリックに当たってしまう。 当たってなかったらゴール隅に飛んでいた。 しっかり見てろよパトリック。

前半は、このまま0-1で終了。

 後半、高尾に代えて藤春を投入、福田を右サイドに変えた。 そしてボランチの井手口と山本の位置を入れ替え、山本を右に配置。 右から攻めようとの意図。 これで前半消えていた小野瀬が復活した。
そして、ガンバの攻撃が一変した。

後半8分、小野瀬がPA中央手前に入り込み、中谷を交わしてシュートを打とうとして、ユニフォームを引っ張られ倒れてFK。 キッカーは山本。 ボールは壁の間をDFに当たりながらすり抜け、ゴール左に飛び込んだ。 ラッキーな同点。
山本は雰囲気が出てた。 それにしても、山本が蹴ったのには驚いた。 宇佐美がいなかったのもあるが、アデや小野瀬、ヨンゴォンを差し置いてだからなあ。 よっぽど練習から巧さを見せているんだろう。 なんの争いもなかったからねえ。
ガンバは、面白いようにパスがリズムよく繋がり、攻める。
名古屋は選手交代でリズムを変えようとする。
それでも、ガンバのリズムは変わらず。 少し疲れが見えてきたので、いいリズムだけど、選手交代すべきと思ったけど、宮本監督は動かず。 相変わらず保守的な采配をしやがってと思った数分後の31分、3人投入。 よし。

そして、後半42分、遠藤が見事な浮き球のパスを右裏へ。小野瀬が抜け出してPA右でシュートを打つかと思いきや、中へ折り返すと、宇佐美と井手口がかぶるが、宇佐美が右足を豪快に振り抜いて、シュートを決めた。 
2-1の逆転。
そしてこのまま押し切った。 最後は名古屋も疲れてたな。

いや~、久しぶりにガンバの面白いようにパスが繋がる攻撃が見れた。
これが、ガンバの攻撃だよ。 もう、しばらく見れないと思っていたんだが。
後半、突如として、ガンバの攻撃が復活した。
なぜだろうね。
山本を右にしたのが良かったと思ったが、井手口と山本は頻繁に位置を変えていたね。 ボランチがポジションチェンジを繰り返すのも珍しいな。 井手口が自由に動いてボールを拾い、山本がバランスを取っているのかな。
同点に追いつくのが精一杯かと思ったけど、逆転した。
しかも、ガンバの攻撃まで復活した。
これは、期待が持てる。 上位を追撃だ。

4バックの方がいいね。
今まで守れなかったから、3人のCBで守ってたけど、昌子の加入と三浦の覚醒で2人のCBで十分守れるようになった。
そしたら、4バックの方がいい。 2ボランチの方が安定するよ。

山本 悠樹は、段々良くなってきてるねえ。
ボールの持ち方がいい。 相手が寄せてきたら、逆を取るようなトラップや小さくボールを動かしてから、パスを出している。 大したもんだ。 
レギュラー確定だな。 伸びしろも期待できるし。 やっと遠藤の後継者で出て来たよ。

宇佐美は、縦のくさびを後ろにトラップしてDFに離れてから前を向こうとするね。 なんかかったるい。
反転出来ないもんかね。 すべて出来なくても、チャンスを見て、反転しないと。

それにしても、凄く希望の持てる勝利だった。
この攻撃が出来て、この守備が出来たら、ガンバは強いよ。
自分がガンバの優勝を予想したのも、この力があるはずだったから。
守備は個の力だから、継続出来るだろうけど、攻撃が継続できるかだね。
面白くなってきた。

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