ガンバ、行き詰まりを感じる敗戦。 G大阪1-3FC東京。

 J1第13節、ガンバ大阪はホームでFC東京と対戦した。


出場メンバー。

アンカーは最初、井手口だったが、矢島と入れ替わったな。

最初、ガンバが攻めていたが、
前半8分、昌子の縦パスを安部がカットして永井へスルーパス、三浦が足を出して、ボールが流れる。前に出た東口と永井が接触して転倒するが、後方にこぼれたボールをDオリヴェイラが無人のゴールに蹴り込んだ。
ミスと間の悪さが原因。 永井の昌子へのプレスが効いた。
前半23分、宇佐美のFKをGK林がパンチングでクリアするが、そのボールをダイレクトで高尾がシュート、しかし、林が反応して、体に当てて、弾き出した。 絶好のチャンスだったが。
そして、前半43分、井手口の縦パスをアデミウソンがワンタッチで宇佐美にはたくと、宇佐美が細かなタッチから右足を振り抜くと、強烈なシュートは林の手を弾いて、ゴール右に突き刺さった。 同点に追いつく。
宇佐美らしい素晴らしいシュートだった。
さらに、前半ロスタイム、小野瀬がミドルシュート、相手DFに当たって、飛んできたのを、藤春がダイレクトでゴールに流し込んだ。 しかし、オフサイドの判定。 ぎりぎりセーフに見えたし、手前に倒れている選手もいたので、オフサイドではない。 藤春はついていない。 これは、大きかったな。

後半、FC東京は、高萩をアンカーからトップ下にポジションを変えてきた。
これで、FC東京が攻撃の主導権を握り、ボールを支配する。
かなり攻められたが、決定機は与えなかった。 ミスや偶発的な事故がなければ、点を取られる気がしないんだけどな。
しかし、後半27分、レアンドロが裏へスルーパス、抜けたアダイウトンが折り返したのを、スライディングでブロックに入ったキムヨングォンの手に当たってしまった。 PK。 それをレアンドロに決められる。
偶発的な事故だな。
後半34分、右サイドから宇佐美がクロスをゴール前の渡邉にピンポイントで合わせるが、渡邉のヘディングシュートは、林にはじき出された。 もっとコースを狙えれば良かったんだが。 同点の絶好機だった。
その直後のCKから、藤春が敵陣で左サイドにパスを出すが、レアンドロがカットされ、カウンター。 ドリブルでゴール前まで持ち出され、中央でフリーのアダイウトンにパスを送ると、アダイウトンはフリーでシュートをゴールに蹴り込んだ。
DFは、藤春一人しかいなかったので、守りようがなかった。
藤春のまたもや致命的なミスだった。 藤春が4戦連続で失点に絡んだ。
前半、ロスタイムのオフサイドといい、全くついてない。 前回、お祓いしとけよと書いたけど、お祓いしてないな。
この後、ガンバはパトリックを中心にパワープレーを仕掛けるが、チャンスもあったが、得点できず、試合終了。

巻き返す大事な試合だったが、負けてしまった。
がっくしきたよ。 行き詰まりを感じる試合だったし、ガンバの限界を感じてしまった。
昌子が先発してから、ミスとアンラッキー以外で点を取られていない。
正直、見てて、点を取られる気がしないのだ。
昌子と三浦は単に守るというより、ボールを奪っているからね。
それでも、分けるか、負けてしまう。
守備的に戦って、守りが強い訳ではなく、昌子・三浦・東口の個の強さで守っているから、攻撃陣に負担がかかっている訳ではない。 攻撃陣はかなり攻撃に集中できるはずなのに、相手に攻められている。
内容が悪い。

ビルドアップが出来ていないのが原因の一つかな。
昌子・三浦・キムと足元も上手いのにビルドアップが出来ていない。
ボールの受け手のポジション取りが悪いのだ。 アンカー1人だけではダメだな。 WBが中にも絞ってフリーになるとか、IHが貰いに下がるとか、そういう動きをしないとダメだ。
最近、ガンバは前からプレスを厳しく受けるようになった。 それがガンバ対策なのだろう。
しかし、それを剥がせば、前はフリーになる。 とことんそういう練習をしなとダメなんじゃないかな。

FC東京は、前からのプレスが素晴らしかった。
永井のプレスがいいのはわかっているけど、Dオリヴェイラやレアンドロも良かった。
得点力があって、前からのプレスもこれだけやれれば、大したもんだな。
ガンバのFWとの差を感じたな。 宇佐美は少し出来るようになったが。
それにしても、中2日の東京の選手が元気でバテなかったのは、何でかな?

まだ諦めたくないが、がっくしきた試合だった。

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