19年度Jクラブ事業収益ランキング、分析してみた。

 Jリーグは7月30日、19年度クラブ経営情報の開示を行った。
 営業収益は55クラブ合計で前年比68億円増の1325億円を計上。うちスポンサー収入は45億円増の640億円、入場料収入は同23億円増で216億円と、いずれも過去最高益だった。
上位8チームを見てみよう。


上位10チームの事業収益ランキング。

神戸が圧倒的だね。
2位も常連の浦和。 楽天が力を入れる前は圧倒的に1位だった。
3位と8位のガンバまでは、15億円の差。
9位以下は少し差がある感じ。


上位8チームの事業構造。

神戸・浦和・名古屋のスポンサー収入が圧倒的に多い。
楽天とトヨタはわかるけど、浦和がこんなに多いとは思わなかった。
三菱がそんなに出せるとは思わないので、複数企業の合計が多いのだろうな。
スポンサー収入は、ガンバが最下位。 
パナソニックが出しゃばりすぎていて、他企業にあまりスポンサーになってもらえていない感じだな。


上位8チームのスポンサー収入以外の事業構造。

川崎がJ分配金が多い分、1位になっている。
川崎は強いだけかと思っていたけど、分配金以外でも収入を上げている。
鹿島も結構収入が多いんだよな。 意外。 神戸も。
名古屋は最下位になったな。


神戸を除く上位7チームの平均の事業構造の割合。

神戸のスポンサー収入が多過ぎて、実態が見えにくくなるので、神戸を除いた。
スポンサー収入が40%、入場料が20%、 その他収入が15%、物販収入が10%、J分配金が10%、それ以外が4%だった。
入場料が20%か、結構大きいな。 今年のコロナのダメージは大きいな。
物販収入の10%も、スタジアムで買っているだろうからなあ。
J分配金の10%は、意外と少ないな。 優勝チームは大きく恩恵を受けるけど、他はさほどということか。 
コロナ下で、DAZNを死守しなければと思ったけど、物販も入れれば、入場関連収入は、その3倍か。 平均入場者数2万人を5千人に制限しているから、4分の1か。
第2波が収まれば、1万人にまず増やせないかな。
ゴール裏をスカスカにしておけば、騒ぐ奴はいないんじゃないか。


上位10チームの入場料+物販収入

人気のバロメーター。

浦和が圧倒的に1位。
FC東京が意外に少し少ない。
後は、似たようなものかな。
この8チーム以外からは、なかなか優勝チームは出ないだろうな。

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