J1リーグは、J1は5月9日、J2は5月2日、J3は4月25日に再開予定としている。
今、日本は感染状況が広がっており、1日100人ペースで新規感染者が増える状態になった。
今後、悪くなることはあっても、良くなることはない。
「NHKスペシャル」“パンデミック”との闘いを見て、さらにネットで調べて、このウィルスのことや日本のウィルス対策チームがやっていることが大体わかってきた。
ウィルスの感染を防ぐことは出来ない。 必ず人口の40~70%が感染して、集団免疫を獲得するまでは、感染が広がる。 ワクチンが出来ない限り。
やれることは、感染スピードを遅くすることだけ。 遅くして、医療崩壊を防ごうというのが、ウィルス対策チームがやっていること。
食料以外の経済活動を封鎖すれば、感染拡大をかなり防ぐことが出来る。 しかし、拡大を防いでしばらくして、封鎖を解けば、必ず感染拡大が再開するのだ。 集団免疫を獲得するまで。
だから、封鎖は急場の一時凌ぎに過ぎないのだ。
経済活動を封鎖すれば、経済活動はズタボロになる。 失業したり、生活するお金がなくなる人が出てくる。
実際、イタリアでは、スーパーマーケットが襲われて食料品が奪われることが起こったようだ。
イタリアとスペインの感染爆発は、欧州CLのアタランタ対バレンシア戦がきっかけとなったことが確からしいので、Jリーグを再開することは無理だと思う。
いくら、手を打ってもね。 無理してやって、日本に感染を広げれば、罪は大きい。 謝罪では済まない。
一方、再開を延期することは、封鎖と同じことをしているのだ。 サッカー関係者にとって。
いずれ、失業することになる。
出来る時に、再開しなければならない。
再開する手は、無観客試合しかない。
DAZNで清水と磐田の練習試合を見たけど、十分見れた。 サッカーファンにとっては、無観客試合でも何ら問題ない。
選手はやりにくいかもしれないが、無観客でもやりたいだろう。 画面の向こうでファンは見てくれるんだから。
ファンとの一体感が欲しいなら、スタジアムのモニターにファンの応援twitterが表示されるようにするなど、打つ手はあるだろう。
無観客試合は、出来るはずだ。
プロ野球は、藤浪選手が感染したので、しばらく出来ない。
Jリーグは、幸い感染者が出ていないので、むしろ今が再開するチャンスなのだ。
時間が経てば経つほど、必ず出てくる。
今の内に再開するべきだ。 そして、感染者が出れば、2~3週間、そのチームの試合を延期すればいい。
残りのチームで継続すればいい。
無観客なので、どのスタジアムで試合してもいいだろう。 運営しやすい場所でやればいいのだ。
降格チームなしと決めたので、多少の有利不利はあっても、我慢出来るだろう。 プレー出来る幸せの方が大きいはずだ。
これから、大都市圏では、土日は外出自粛・平日は仕事がスタンダードとなり、それが感染爆発が起こるまで続くと思う。 国民の自粛疲れも出て来ている。
そこに、JリーグがDAZNで試合観戦という娯楽を提供するのだ。 ある意味、新しいファンを獲得する機会になるかもしれない。 ピンチをチャンスに変えれる。
あらゆる状況を考えれば、Jリーグは無観客試合で出来るだけ早く再開すべきだ。
村井チェアマンは、観客にこだわっているみたいだけど、今の状況と予想される今後の進展を考えるべきだ。
あの時は、延期の考えが正しかったと思うが、今は無観客試合で再開が正しい判断だと思う。
昨日、8月まで延期すべきと書いて、舌の根の乾かぬ内にだけど。
コロナウィルスについて、わかってきたからね。