J1第28節、ガンバ大阪はホームでコンサドーレ札幌と対戦した。
久しぶりの3バック。 久しぶりの矢島。
井手口を期待していたインサイドハーフで起用してきた。
福田を起用したのもいいね。
この試合、ライブで見ていない。 結果を知っていた状態で見たので、冷静に見た。
だから、普段と印象が異なっているかもしれない。
前半、五分だったけど、組み立てて試合を作っていたのは、札幌かな。
ガンバはカウンターでチャンスを作っていた。
前半7分、宇佐美からの縦パスにアデミウソンが抜け出して、PA内に侵入したところを倒されて、PK。
しかし、アデが外す。
前半は、0-0。
後半12分、アデミウソンが右裏に抜け出して、DFの股の間を通すセンタリング、それをファーサイドへ走り込んだ倉田が左足でニアサイドをぶち抜いた。 アデと倉田のレベルの高いプレーだった。
後半16分、アデミウソンがヒールパスで後ろに流したのを、宇佐美がワンタッチで抜け出して、これもGKのニアを素早いキックでぶち抜いた。 これもレベルが高かったかな。
後半25分には、小野瀬のクロスを走り込んだアデがDFに競り勝って、ヘディングシュートを決めた。
これは、素晴らしいヘディングシュートだった。 頭を振りぬいていたからね。
足技ならわかるが、ゴール前に走り込んで、DFに競り勝って、力の入ったヘディングシュートだからね。
FWらしいゴール。 こんなゴールまで決めれたら、アデは凄いよ。
さらに、後半43分、倉田からの折り返しを、上がってきた藤春がシュート、跳ね返りを押し込んだ。
それでも終わらず、後半48分、フリーでボールを受けた渡邉が、PA手前で一度フェイクを入れてから、ゴール右隅に狙いすましたミドルシュートを決めた。 こういう鮮やかな千真のシュートを見たのは、久しぶりな気がする。
千真といえば、ヘディングだけど、昔はこういうミドル気味の鮮やかなシュートをよく決めていた。
本人も気分がいいだろう。 乗れるんじゃないか。
アデの活躍が一番だね。
FW陣が、鮮やかなシュートを決めたのも大きい。
調子に乗ってくれるといいんだが。
しかし、結果を知って見ていたので、矢島と井手口の活躍を期待していたんだが、それはなかった。
矢島は2・3本、らしいパスを通していた。 しかし、試合を組み立ててはいなかったな。
井手口に期待していたのは、前線からのプレスとルーズボールを拾いまくるプレーだった。
攻撃ばかりの選手が多いので、井手口のそういうプレーが必要なんだけどなあ。
ハリルにも使われた今野のインサイドハーフ、最近の山口蛍のインサイドハーフでのプレーぶりを期待していた。
しかし、そういうのはなかったなあ。
井手口はボール奪取力がなくなった。 どうしたのかな? 忘れるような技術ではないと思うんだが。
ルヴァンがあるけど、しっかりメンバーをターンオーバーして戦って欲しい。
そんなにレベルは変わらないと思うよ。