ガンバ、拮抗した内容で分ける。 G大阪0-0札幌。

 J1第13節、ガンバ大阪はアウェーでコンサドーレ札幌と対戦した。


出場メンバー。
前節、若手が躍動して内容の良かった3-3-2-2で、同じメンバーを起用してきた。
宮本監督は、試合で勝っていたら変えないというスタンスのようだ。
今回は、前回の内容も良かったので、勿論いいのだが。
ルヴァンは、レギュラーメンバーを使わずサブを使うということが徹底し出して、いい感じになってきた。

前半、攻撃力のある札幌相手にきっちり抑えることが出来ていた。
ガンバの方が内容で少し押していたかな。
特に、前半40分、ファンウィジョが右サイドで縦に仕掛けて強引に突破を図ると、PA右で倒される。しかし、ファウルの判定はなし。 なんかウィジョが倒れてもどの審判も笛を吹かないなあ。 
さらに、前半47分、倉田がPA内でパスを受けてドリブルを仕掛け、GKもかわすが、相手との接触で倒れる。 しかし、またもファウルの笛はなし。
2回連続なら、1回は取るべきだろう。
そして、このまま0-0で前半終了。

後半も、同じようにスタートするが、今度は札幌が押す。
札幌は、ボールを跳ね返されても、丁寧にボールを繋ぎながら、チャンスを伺う。
後半8分、右サイド深くでFK、キッカーは福森。左足でゴール右隅を狙ってスピードのあるシュートを放つが、東口がファインセーブで防ぐ。 この試合を通して、福森のFK・CKは脅威だった。
福森のキックは、今や中村俊輔並みの脅威がある。 速くて正確。 このキックだけで代表に選ばれてもおかしくない。
左SBを出来るなら、代表に選ぶべき。
後半15分、札幌はどこか痛めた宮澤に変えて、荒野を投入。 この選手が前に出てきて、厄介だった。
かなり札幌ペースになった。
しかし、それはそれで、ガンバのカウンターが嵌り出す。
ただ、ウィジョもアデも最後の所で、力を発揮出来なかった。 シュート直前までは、いい形にもっていくんだけどね。
小野瀬が絡めれば、迫力が出るんだけど。
小野瀬は段々目立たなくなってきた。 相変わらずスプリントはしているみたいだけど、目に入ってこない。
勿体ないなあ。
WBもいいんだけど、シャドーで使ってみたらどうだろう? 狭いスペースでプレーするのは得意だし、シュート力もある。
周りも使える。
守備は高江の方がいいんだろうけど。 特に点を取りたい時には、小野瀬を右シャドーにして、右WBに田中 達也を入れるべきだよ。 そうすれば、かなり右から崩せると思うけどね。

後半37分、今度はLフェルナンデスがPA右へドリブルで進入、DFとの接触で倒れる。 ファウルの笛はなし。
ふ~良かった。 札幌にだけ笛を吹かれたら、堪らない。
そして、このまま試合終了。
なかなか拮抗していて、緊迫した内容だった。
ガンバは守備が大分良くなった。 これで2試合連続完封。
やっぱし、ヨンゴォンが原因だったな。 なんで韓国代表のCBをやれてるか不思議。
札幌のキム ミンテの方が、よっぽど素晴らしかった。 アデのドリブルに振り回されても、最後足を出してクリアしていた。

矢島は守備が良くなった。 くさびのボールが入った相手に対して、積極的にプレスをかけれていた。
これくらい出来たら、矢島はok。 あとは、本職の攻撃でどれだけスペシャルなプレーが出来るかだね。
ただ、相変わらずCKは、低いボールで前にひっかかることが多かった。 ましにはなってきてるけど。

遅攻になった時、ガンバは手詰まり感があったね。 なかなかDFから前にボールをつけれなかった。
そして、高尾は、今日は簡単なパスミスが多かった。
別に難しいパスでもないのに。 あれじゃあダメだな。
福田は、対面の中野とやりあっていたけれど、まずまずじゃないかな。
ただ、警戒されたのか、あまりドリブル突破の機会がなかったね。
対策を取られてから、どれだけ出来るかが、真価を問われるところ。 けれど、やれる可能性があると思うよ。

これで2試合連続完封。 1試合2失点以上していた守備を立て直した。
3-3-2-2という特殊なシステムに解を見出した宮本監督はさすがだな。
あっちこっちいじっても解を見出せなかったクルピとは大違いだ。
この試合、遠藤を途中からでも使わなかった。
宮本監督も決断したのかも知れないな。

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