移籍のニュースが入って来た。
「リーグ連覇を達成した川崎Fが、C大阪の元日本代表MF山村和也(29)を獲得することが9日までに決定的となった。複数の関係者によれば山村は新天地での新たな挑戦を決断。既に両クラブに対してその旨を伝えたという。」
「天皇杯を制した浦和が、来季新戦力としてC大阪の日本代表FW杉本健勇(26)を獲得することが9日、決定的となった。複数の関係者が明かしたもので、杉本自身も移籍の意思を固め、残るクラブ間の交渉も大詰めに突入したという。」
C大阪のMF山村和也が川崎Fへ、C大阪のFW杉本健勇が浦和Rへの移籍が決定的な模様だ。
噂は出ていたが、本当になるとはな。
噂が出ている残りの山口蛍まで移籍するとなると、C大阪は崩壊する。
東京ヴェルディを入れ替え戦に導いたミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のC大阪就任が決まったばかりなのにね。
スペインで実績を築いてきて、守備構築に定評のある監督のようだから、攻撃陣にとってはあまり魅力的ではないかもしれない。
まあ、C大阪はいいとして、ACLに出場を決めたチームが、ようやくターンオーバー体制を築くべく、本格的に動き出した感じだ。
JリーグとACLを両方取りに行くには、強力な2チーム分の戦力が必要。
ターンオーバー体制を敷かないとやっていけない。
今期の鹿島はACLを初制覇したが、Jは何とか3位に入るのがやっとで、怪我人続出で鈴木優磨や三竿は肝心のCWCに出れない模様。
疲弊の極み。
両方取りに行くどころか、ACLに出たチームは、来季のACL出場権を取るのにも苦しむ有様だ。
柏はACLに出たばっかりに、J2に落ちる羽目になってしまった。
C大阪はACLを控えメンバーで戦ったために、チームが瓦解しようとしている。
ACLを戦うには、ターンオーバー体制が必須。
これはもう明らか。 選手達は中3日でもやれると言うが、闘っている時はそう感じていても、シーズン終盤でその影響が必ず出ている。
川崎Fが、その体制を整えつつあるという感じだな。
今回、山村和也を取るし、斎藤学も去年取っている。 Jリーグを戦うだけなら、不要な選手たちだ。
DAZNのお陰で、しかも2年連続優勝だから、相当な賞金を獲得したはず。
この賞金は、ターンオーバー体制を築くのに使われなければならないよ。
Jリーグもそれを当然意図しているはずだ。
ACL出場チームは勿論年度ごとに変わって行く。
ターンオーバー体制を築いていれば、ACLに出れないチームは、有力選手達が余ることになる。
そうなれば、その余った選手たちは速やかに来季のACL出場チームに移籍していく、という流れになって欲しいと自分的には思っている。
外国人選手もしかり。
そういう流れになって欲しい。
選手達が飼い殺しにならないようにだけは、十分配慮すべきだね。