日経平均先物価格が15,880円まで下がっている。
4/28終値からさらに786円、下がった。 激下がり。
日経平均先物価格の推移。
日経平均先物価格を見てなかったもんだから、昨日、「黒田空砲後の今後の株価はどう動くのか?」という記事を書いて、日経平均の適正レベルが16,900円と、全然的外れなことを書いてしまった。
それでも記事の最後に、「もっとも、ヘッジファンドが怒って、しばらく日本株は買わないということもあるかもしれないが。」と書いていたのだが。
ヘッジファンドは、相当怒ったみたいだね。
日銀黒田に騙されたと思っても、おかしくない。
日本の市場が祝日で閉まっているのを、ここぞとばかりに、先物価格を下げてきた。
ヘッジファンド怒りの逆襲、という感じだ。
今年の日経平均の推移。
株価が赤丸まで下がった。
自分は、ピンク点線の間で株価が上下動している時期と青点線の間で株価が上下動している時期があると判断していた。
それがまたピンク点線の間まで下がったということだな。
ここ3週間で、ピンク点線の間にいた株価が青点線の間の領域を簡単に越えて、突き抜けたのに驚いていた。
無理があったということだね。
まあ、3週間前に戻っただけで、それほど心配することでもない。
15,000円切りが常態化すると、心配するけど。
それより、やばいのが円高だ。 106.45円/ドルまで円高になってしまった。
為替レートと日経平均の推移。
このレベルは、2014年の追加緩和前のレベル。
こっちは、心配。
アメリカが為替操作報告レポートなる物を出してきて、対米貿易黒字の日中韓、台湾、ドイツを注意国に指定してきたからねえ。
日本は、為替介入できないんじゃないかな。
アメリカも政府は為替介入してないけど、ヘッジファンドが為替介入してるようなもんじゃないかと思うんだけど。
ヘッジファンドについてもリポートしろよ、ぼけ、と言いたい。
米国債を売るぞ、と脅したれ、と思うけど、安全保障の問題があるから、できないんだよねえ。
どうなることやら。