世界の貿易数量が停滞している。 リーマンの再来?

 オランダの経済分析局が世界各国の貿易数量を集計して、発表しているそうだ。


年平均貿易量の推移。(2005年=100)

これを見ると、日本はバブル崩壊後、経済が停滞していて、世界もそこまで変わらないと何となく思ってしまうが、1993年から2008年の15年間で約3倍にまで世界の貿易量が増加している。
これは、凄い。
そして、リーマンショックで世界の貿易量は、13%も落ち込んだが、実は1年で2008年レベルにまで復活していた。
この回復力も凄いな。


月次の平均貿易量の推移。(2010年=100)

これは月次のデータ。
これを見ると、2018年は、ほとんど貿易量が増えていない。
完全に停滞している。

よく見ると、リーマンの2009年の前年の2008年も停滞気味なんだな。
米中貿易戦争の序章だけで、もう停滞しているのだ。
本格化する今年は、停滞では済まない。
リーマンショック級の経済ショックが来てもおかしくない。

バブル崩壊は毎回顔を変えてやってくる、と言われている。
今回は、2大国による貿易戦争という顔になりそうだ。
再度の消費税増税延期もかなり現実味を帯びてきたな。

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