世界同時株安の予感。

 米中貿易戦争の影響が株価にはっきりと出始めた。

今株価がどのレベルにあるのか長期的な推移を見てみよう。

先進3か国の株価のここ10年の推移。

英国、仏国の株価のここ10年の推移。

米国と欧州は、リーマンショック後、順調に株価が上昇していっている。
日本は、民主党の円高政策で低迷を続けるが、アベノミクスで回復する。 そして世界の株価と連動するようになる。
人民元の2度の連続切り下げで、世界同時株安になるが、トランプ大統領誕生で世界の株価が、回復する以上に上昇する。
そして、2018年7月と9月に米国による対中追加関税が実施された。
日米では、当初対中追加関税による株価への影響があまり見られなかったのだけど、欧州でははっきりとその影響が見られてたんだな。
そして、ついに米国にも影響が現れて来た、というとこかな。

どれくらいまで下がるかだけど、トランプ大統領当選後の2017年1月レベルなら、トランプ効果を吐き出しただけで、問題ないかなと思う。
欧州はもう既に下回っているようだけど。
特にドイツは中国と貿易額が大きいから、その影響大だろうね。

他の主要国はどうなっているかというと、

ブラジル、中国、韓国の株価のここ10年の推移。

各国のお国事情が現れていて、素直に世界情勢と連動していないな。
ブラジルはリオ五輪の影響で右肩上がりだったんだろうけど、よくわからない動きをしているね。
中国は、2015年のバブルが弾けて、徐々に回復中だった所で、米中貿易戦争で、どこまで下がるのかという状況だ。
当事国なので、バブル前の2000元まで下がったら悲惨だろうな。 そしてその確率は高いと思う。
韓国は、トランプ効果の恩恵を受けたけど、2018年初頭から下落、ついに2000ウォンを切ったようだ。
停滞期に完全に逆戻りだね。 さらに下がると思うけどね。 下手したら、リーマン時なみに。

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コメント

  1. deefe より:

    先進国は何時も同時だなあ
    アメリカの程度が小さいだけで