中国の宇宙実験室「天宮1号」が、エイプリルフールに地球に落ちてくる。

 中国が有人宇宙ステーション建設に向けて2011年に打ち上げた初の無人宇宙実験室「天宮1号」が4月1日頃、大気圏に再突入すると発表した。誤差は前後1日という。
一方、米政府とともに宇宙事業を展開する「エアロスペース・コーポレーション」のサイトは、再突入の時間を日本時間2日午前1時15分頃(誤差は前後9時間)と予測している。

 これが、少しヤバイ。
まず、この天宮1号が制御不能に陥っている。
だから、どこに落ちるかわからない。

日本も落ちる範囲に入っている。 北海道の北は大丈夫のようだけど。

 こういうのは、落ちる前に燃え尽きるものだけど、
「似たような事例から、再突入による燃焼で残るのは全体の20~40%だと分かっている」
「つまり、(天宮1号8トンのうち)1.5~3.5トンが燃え残ると考えられる」
セダンぐらいの車が1~3台空から降ってくるのか。
案外軽いけど、物凄いスピードで落ちてくるから、凄い破壊力だろう。
地上に落ちたら、破壊される範囲はかなりあるだろうなあ。
おまけに、燃え残った少量の破片には腐食性液体で毒性の強いヒドラジンが残留している恐れもあるそうだから、それが飛び散ったらヤバイ。

 予想は、米国の方が当てになるだろうから、4/1の15時から4/2の10時くらいの間か。
落ちてくるのが、エイプリルフールというのが、笑えない。

 こういうのは、中国だけかと思ったら、
1979年に制御不能に陥った米航空宇宙局(NASA)の「スカイラボ」80トンの燃え残りが、豪・西オーストラリア州に落下したが、けが人はいなかった。
2003年2月の大気圏再突入時に空中分解したNASAのスペースシャトル「コロンビア号」100トンの破片が米テキサス州とルイジアナ州に降り注いだが、負傷者は出ていない。
とのこと。

 なんだかんだといって、海じゃなくて地上に落ちているんだな。
果たして、どうなってしまうのか?

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