世界卓球、日本女子、惜しくも中国に届かず。

 卓球・世界選手権団体戦、女子決勝が行われ、日本は中国と対戦した。
日本は、いつもの伊藤美誠・石川佳純・平野美宇の順番ではなく、伊藤美誠・平野美宇・石川佳純とした。
石川が1試合だけの出場になるので、賭けに出たと言える。
そういうこともあり得るかな、と思っていたが、石川もキャプテンで大黒柱だからやらないだろうとも思っていた。

 さて、第1試合は、伊藤美誠 vs 劉詩ブン。
やはり、相手は相当強くて、速い。
ゲーム1-1から、相手のロングサービスに苦しみ、押される。 
卓球は、一つでも相手のサーブに苦手意識を持たされると、負けることになる。
ゲーム1-2となり、ダメかなと思ったのだが、相手のロングサーブに押されながらも、回り込んでスマッシュを打ち込んだり、バックの強い球を打ち込んだりして、何とか対応する所が凄い。
第4ゲームの最後には、そのロングサービスを回り込んでスマッシュを打ち込んで、ゲームを取った。
鳥肌物だった。
そして、第五ゲーム、8-10と中国にマッチポイントを握られる。
しかし、そこから4ポイントを連続で取って、大逆転。 中国選手を破った。
伊藤美誠は、見ていて、何とかするんじゃないかと、思わせるから、凄い。
これで、イケルかもと思ったんだが。

第2試合は、平野美宇 vs 丁寧。
第1ゲームを6-11、第2ゲームを10-12、第3ゲームを11-13で連取され、ストレート負け。
しかし、第2,3ゲームはジュースとなり、健闘した。

第3試合は、石川佳純 vs 朱雨玲。
石川が、相手が中国3番手の選手だから、勝てるんじゃないかと思っていたんだが。
朱雨玲が恐ろしく強かった。 中国3人の中で1番強いんじゃないかと思った。
石川は、あっさりストレート負けを喫した。

これで、苦しくなった。 負け方が良くなかったし。

第4試合は、平野美宇 vs 劉詩ブン。
劉詩ブンは、第一試合に負けているので、精神的に付け入るスキがあるかと思ったのだが、強さは変わらなかった。
第1ゲームを6-11、第2ゲームも6-11、第3ゲームは先にゲームポイントを握ったが、10-12で落として、ストレート負けを喫した。

 ま、日本の女子二人が17歳と若いので、いずれ力は逆転すると思うが、まだ力の差があった。
今回イケル勢いがあったのだが、ダメだった。 さすがに負けない王者・中国。
東京オリンピックで逆転できるかどうか、そこに期待だね。

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