自賠責保険が、16%減額しそう。 しかし任意保険は3%増加。

 自賠責保険の保険料引き下げに向けた議論が始められ、引き下げが決まると2017年以来3年ぶりとなる。
自賠責保険の保険料の引き下げが適応されるのは2020年4月の契約分からで、引き下げの割合は16%前後になるとのこと。

 2020年1月現在、自賠責保険の保険料は、普通車では2万5830円(2年契約の場合)で、16%引き下げられた場合、乗用車は2年間で4000円ほど安くなる。

なんで安くなるのかな?と調べたら、「交通事故が減って、保険会社が払う保険金も減ったから」。
自賠責保険は、契約者から集めた保険料と支払った保険金の収支に大きな差額が生じないよう運用される。


契約者に支払われた保険金の推移

確かに減り続けている。
ただ、2018年は、前年に比べて3%減少、2013年に比べても12%減少なので、2017年以来3年ぶりの引き下げの割には、16%の減額は大きいね。 
理由はわからない。 前回の減額が小さかったからかもしれない。

ただ、「任意保険」の保険料は、逆に引き上げられている。
任意保険の場合、自動ブレーキなど車の安全性能が向上したことで、事故が起きたときの修理にかかる費用が増えているため。これに去年10月からの消費税率の引き上げもあって、大体、自動車保険の保険料は、今月(1月)、平均でおよそ3%、金額にして1年で2000円ほど引き上げられているとのこと。

なんだ、それなら、自賠責の減額と任意保険の増額が同じでチャラになるじゃないか。
アホらし。

ちなみに事故発生件数は、

事故発生件数の推移。

2004年の95万件をピークに半減している。
これは、安心するね。
任意保険の増額は、納得出来ないが。
自分の車の1年ごとの契約見直しは、まだ来てないからなんとも言えないな。

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