自家用車関連の税金がこんなに多かったとは。

 日本自動車工業会が自家用車関連の税金がどれだけ多額か、こんなデータを出していた。

自家用乗用車ユーザーの税金負担額(13 年間)のデータ。
(車例):①1800cc で車両価格 180 万円(税抜き小売価格)の乗用車 ②車両重量 1.5 トン以下 ③年間燃料消費量 1,000ℓ ④重量税は車検証交付時または届け時に課税(新車に限り購入時に 3 年分徴収) ⑤税率は 2015 年 4 月 1 日現在 ⑥消費税は 8%で計算 ⑦リサイクル料金は 1800cc クラスの平均的な額

 自分の車もこんな感じだから、自分が当てはまっていると考えていい。
新車購入価格180万円を上回る税金225万円を13年間で支払っているということか。
1年あたり17.3万円にもなる。 1か月あたり1.4万円。 高すぎる。
都市部の若者が車を持たなくなっているというのも、頷けるなあ。

国際的に見ると、どうなるかというと、

 日本は、世界一車の税金が高い国だな。
ただ、軽自動車だと、30万円くらいで、フランスより安くなるみたいだけど。
そこがミソだな。 車が必須な地方は、軽を買えば、税金は安いから、地方の不満は回避している。
うまく考えているよ。

 この車の税金が高いのは、田中角栄が考えた仕組み。
車の税金で、日本列島を改造した。
道路整備の資金にした。 これは、いいアイデアだったと思う。
しかし、今は全国に道路を張り巡らした。
登山で辺鄙な所に行っているけど、辺鄙な所でも、わりと舗装された道路が通っている。
凄いな、と思う。 山登りをする人間にとっては、ありがた話だ。
しかし、もう十分だと思う。
新規に作るのは、もうそこそこでいいだろう。 整備・補修は必要だろうけど。
もうそろそろ、税金を下げて欲しいね。
まず、高速道路料金の値下げから取り掛かって欲しいよ。
宅配が増えているから、高速道路料金の値下げは、運送費の低減で消費の活性化に繋がると思うけどなあ。
トラックが増えて渋滞が心配になるけど、クルーズコントロールの車が増えれば、渋滞も起こりにくくなると思うけど。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする