サウジアラビア東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設2カ所が14日攻撃された。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、無人機(ドローン)で攻撃したとの犯行声明を出した。
アラムコは、サウジの石油生産が日量570万バレル減少するとの見方を示した。これは世界の石油供給の5%超に相当する規模。
これを受けて、原油価格が跳ね上がった。
WTI原油先物チャート。
5ドルくらい跳ね上がった。
まあ、まだ深刻な値上がりではないようだ。
株価はすぐ反応して、200円くらい下がっているね。
ただ、思ったより少ない。
日本は原油輸入の約9割を中東に依存し、中でもサウジは全輸入の4割弱を占める。
「国内備蓄は230日分あり、必要ならば放出し供給量を確保する」として供給不安はないと大臣は言っている。
サウジの停止された原油生産のうち、約半分を16日にも再開する可能性があるが、全面的な復旧には数週間かかる可能性がある。
とのことなので、供給不足になることはなさそうだね。
ただ、世界情勢的には、やばそうだ。
トランプ大統領は、イランが仕組んだと言っている。
イラクと戦争したみたいにならなければいいが。
イランは、イラクよりずっと強いと思うけど。