何と大英博物館で、『日本の漫画展』の開催される。

「ロンドンの大英博物館は5日、日本の漫画を幅広い視点から紹介し、著名作者の原画などを展示する大規模な「漫画展」を来年5月23日~8月26日に開催すると発表した。

 展覧会は江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎にさかのぼる歴史のほか、芸術性、取り上げるテーマの多様さ、アニメやゲーム、コスプレなどへの発展にも注目。漫画家と出版社がつくり上げるビジネスモデルや、世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」など、多様な切り口を取り上げる。

 故手塚治虫さんの「鉄腕アトム」、尾田栄一郎さんの「ONE PIECE(ワンピース)」、萩尾望都さんの「ポーの一族」、東村アキコさんの「海月姫(くらげひめ)」などの原画も展示。会場には東京の古い漫画書店が再現される。」とのこと。

 これは、本格的な展覧会だなあ。
切り口も多様で、芸術・文化・産業と多角的に捉えようとしている。
本気の展覧会。
マンガもついにここまで来たかあ、という感じ。
漫画家は嬉しいんじゃないかなあ。

 河鍋暁斎によって描かれた劇場の舞台幕も展示される。

明治時代の歌舞伎の劇場・新富座で使用されていたもので、横幅17メートル×縦4メートルの巨大な幕だ。
出演している歌舞伎俳優の顔を、お化けに見立てて描いている。 
明治初期の絵師・河鍋暁斎が酔って一晩で描いたという伝説がある。
これが凄く巧くて、面白い。 河鍋暁斎の展覧会で実物を見たけど、その巨大さと生き生きとした絵に圧倒された。
間違いなく、イギリス人も圧倒されると思うよ。

大英博物館の公式twitterのヘッドカバーが、「ゴールデンカムイ」。

「ゴールデンカムイ」は、まだ読んでいないんだなあ。
矢野徹作の冒険時代劇小説に『カムイの剣』というのがある。
これが、凄く面白い冒険小説で、同じアイヌ人が絡んだ話なので、影響受けてるのかなと勝手に思っているんだけど、知らない。

大英博物館は、一度行ったことがある。
あまりにもデカい博物館だった。
見て回って、へとへとになった記憶がある。

日本でもやってくれないかな。 どんな切り口か興味がある。

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