大英博物館 古代ギリシャ展    神戸市立博物館

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   《円盤投げ》    《アフロディテ(ヴィーナス)像》

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    《スフィンクス像》

 神戸市立博物館で大英博物館 古代ギリシャ展を見た(2011/5/21)。古代ギリシャの芸術といえば、彫刻と絵陶器。これらが展示されていた。すごい作品は少なかったが、古代ギリシャ文化を概観できるように、うまく構成されていた。最初に関心したのは、《スフィンクス像》、ライオンの身体に女性の頭部、鷲の翼を持った怪物だが、迫真のリアリズム表現である。ライオンの身体がかなり痩せこけている。翼は違和感を感じさせることなく腕から生えている。見事。次に人体表現の章。古い物では、《クーロス小像》が、いい。
《走る少女の小像》、スパルタらしく、面白い。そして、本展の目玉、《円盤投げ》、一室を占有していた。超一級品である。これで、ギリシャの彫刻家ミュロンのローマ時代のコピーというのだから驚きである。一体、オリジナルはどれほどすごかったのか。像の周りをゆっくり回りながら見る。どこから見ても素晴らしい。まあ、勿論胸を正面に見るのがベストであるが。円盤を投げようとしているが、体はりきんでいない。バランスがとれている。理想化された美しさがある。あまりに整いすぎていて、力感が感じられないため、物足りなさも感じるのだが、これだけ美しいと、そんなことはどうでもいいような気もする。紀元前4世紀の彫刻家プラクシテレスの《クニドスのアフロディテ(ヴィーナス)》、これも現存していないが、そのヴァリエーションのひとつ、《アフロディテ(ヴィーナス)像》、これはまあまあ。番外編としては、水差しの《黒人の少女の頭部》、何かを訴えかけているような表情が素晴らしい。

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