「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」 東京国立博物館 07/05/25

 はっきり言って、詐欺みたいな展覧会である。絵は、ウフィツィ美術館の「受胎告知」のみ。中に入ると、いきなりこの絵で、人だかりである。いきなりテンションを上げなければいけないが、なんとなく見てしまう。感動するのは無理だ。ダ・ヴィンチの絵は、ルーブルの3点とチャルトリスキ美術館の「白貂を抱く貴婦人」を見たが、そのリアリズムをすごいと思うのだが、本当に感動するほどの絵なのであろうかと考えてしまう。ダ・ヴィンチの絵というフィルターがかかってしまい、虚心坦懐に見るのは難しい。さて、展覧会であるが、手稿をもとに制作した模型や映像などを用いて、芸術から科学にわたる広範な試みの全てを紹介していくと歌っているが、全くつまらなかった。自分はエンジニアであるから、科学的なことには興味はあるのだが、つまらなかった。

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