日銀のETF購入手順。 そういうことか。

 日銀のETF購入手順は次のようなものらしい(こちら)。
日銀が委託先の信託銀行に発注 ⇒ 信託銀行が証券会社からETFを場外取引で購入。
(証券会社は一定量のETFを在庫として抱えているが、そのままでは価格変動のリスクがあるため、ETFを組成する段階で同額を先物で売りヘッジする。)
 ⇒ 証券会社はETFを信託銀行に受け渡すと同時に先物を買い戻す(ヘッジを解消する)。

 なるほどだ。
証券会社は直接市場からETFを購入しているのだとばかり思っていた。
要は日銀の買いが入れば、現象としては、先物の買いが入るということか。
それで先物が価格上昇して、つられて、現物の価格も上昇するということ。

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日経平均先物と為替レートの推移。

 先物価格と為替レートは完全に同期している。
米国のファンドが円を買って、日本株を買うからだろう。
しかし、最近円高になった瞬間にも、株価がさほど下がらないことがあるような気がする。
まさか、米国ファンドの売りに合わせて、瞬時に証券会社が買いを入れてるとも思えないのだが。
ただ、最近株価は下がりにくくなったような気がする。
そのあたりについては、また。

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