兵庫県・西脇市、丹波市にまたがる白山・妙見山を縦走した(2015/05/14)。
滝野社ICから175号線で北上、黒田庄前坂へ。
光福寺と大歳神社の間にある駐車場に車を停めた。
光福寺と大歳神社の間にある駐車場。
公園にもなっている。
向こう側に大歳神社がある。
大歳神社の鳥居。
石段を登ると、
境内の右手に、登山口がある。
最初は、植林の中の登り。
クモの巣が多くて、鬱陶しかった。
人が少ないのかな。
やがて、岩山のような登りとなる。
支尾根に出ると、南方の視界が開けて来た。
シダ類のウラジロが茂る山道を行く。
秋谷ルート出会い。
ここからぐっと展望が開けてくる。
ここからが、今回のハイライトかな。
振り返ると、黒田庄。
前方には、岩山。
向かって、進んでいく。
左手に山の連なりが見えてくる。
397mのピークとその左の尖ったピークが白山。
白山のアップ。
北の尾根。
東の岩山に近づいてきた。
ここを左手から回り込む。
右手には、南側の山々の平らな連なりが面白い。
振り返ると、先ほどの岩山の裏側が見える。
いい感じの尾根道が続く。
来た道を振り返る。
この移りゆく展望が面白い。
尖がり白山が近づいてきた。
やがて、やせ尾根から樹林の山道となる。
門柳ルート出会い。
まっすぐ進む。
岩山の急登となる。
白山頂上直下の別れ。
ここを左手へ。 すぐで、
大きな岩の上の白山頂上。
展望は素晴らしい。
ここで昼飯。
北東に妙見山。
茫漠たる山の連なり。
妙見山に向かうことにする。
先ほどの別れに戻り、左手へ。
ここからは、薄暗い樹林の山道が続く。
十字路に出た。
ここからは、周回コースとなっている。
右手へ。
薄暗い樹林の山道を進む。
「つえたて」と呼ばれる場所に来た。
左手から来て、振り返った写真。
この看板の後ろに妙見山への直登の道があったのに気付かず、右手に進むべきだったのに、まっすぐ(写真の後方)に進んでしまった。
尾根を段々下っていくので、おかしいと気付き、戻ったのだが。
戻って、ここを右手へ。
妙見堂。
植林の中の道。
右手に進むが、左手の上に「まばお」がある。
ピークの「まばお」に到着。
少しだけ展望がある。
立て札の奥に進む。
樹林の中を進む。
妙見山頂上。
展望はない。
このまま進んで、急坂を下ると、先ほどの十字路に到着した。
後は、来た道を戻った。
秋谷ルート出会いから白山手前までの、移りゆく展望が面白い尾根歩きが良かった。
低山だけど、案外楽しめた。
(コースタイム)
大歳神社10:45 → 秋谷ルート出会い11:35 → 門柳ルート出会い12:35 → 12:50白山頂上13:10 → 十字路13:45 → 道間違い10分 → まばお14:15 → 妙見山頂上14:30 → 十字路14:40 → 15:15白山頂上手前15:20 → 秋谷ルート出会い16:20 → 大歳神社16:50
白山・妙見山の登山で出会った樹木を紹介します。
今回は、少し珍しい樹木を見かけた。
樹木の地点です。
ネズミサシ(地点A)。
灰色で縦裂けのネズミサシの樹皮。
針状で白い気孔帯があるネズミサシの葉。
緑白色から黒紫色に熟すネズミサシの実。
この木を見たとき、変わったマツだなと思ったけど、葉が二又でないので、マツでない。
スギでもない。
後で調べて、わかったのだが。
コナラ(地点B)。
この稜線で結構見かけた。
コナラの縦・裂の樹皮。
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。
先太りの葉でコナラ・ミズナラ。
葉柄が1cmあるので、コナラ。
ガクウツギ。
花弁は3枚で、ガクウツギの白い花。
葉裏の脈脇に白い毛の固まりがあるガクウツギの葉。
ジャケツイバラ(地点C)。
2回偶数羽状複葉のジャケツイバラの葉。
この黄色い花は、初めて見た。
葉といい花といい、派手な植物だ。
ただ、どこかで見た葉だな、と調べてみたら、明神山の頂上近くで見たことがあった。
鋭い刺のあるジャケツイバラの枝。
ツツジ。
ちらほら見かけた。
カマツカ(地点D)。
カマツカの樹皮。
カマツカの葉。
カマツカの白い花。
アカガシの大木(地点E)。
風格があった。
平滑なアカガシの樹皮。 老木だと橙色を帯び鱗状に剥がれる。
枝先にやや集まるアカガシの葉。
裏は緑色の葉。
葉柄が約3cmと長い。