大阪府にある飯盛山に登った(2015/03/13)。
飯盛山の登山口の四条畷神社近辺に駐車場がなさそうだったので、室池に車を停めてから、一旦四条畷に下って、飯盛山に登って、室池に戻るという道順をたどることにした。

むろいけ園地の駐車場。 写真は戻ってきてから。

室池園地入口。

右手を進んでいって、蟹ヶ坂ハイキングコースに入る。

沢沿いの蟹ヶ坂ハイキングコースを下っていく。

車道に出会った。
この左手に駐車スペースがあった。 もっとも月極めかもしれないが。
右手に下っていく。

御机神社の前を通る。
ここからでも、飯盛山に登れるようだが、見送る。
せせこましい住宅街を歩くが、左手に進んでいく。 一応、四条畷神社への標識が所々ある。

四条畷神社正面。 ここを右手に上る。

右の狭い道に入る。

少し行くと、旧道と新道の別れに。
旧道は、法面崩壊の恐れありとのことだが、こちらに行くことにする。

こういう箇所が、危険なのかな。
急な登りが少し続く。

やがて別れに。
右手が少し踏み跡が薄いような感じなので、左手に行く。
少し先で、下りが2本、踏み跡薄い尾根登りが1本。
どうやら違うような予感がする。
先ほどの別れに戻り、右手に行くことにする。

やはり、こちらのようだ。

視界が開け、四条畷の下界が見晴らせる。

尾根道に合流した。

振り返ると、こんな感じ。

少し歩くと、別れ。
ここを右手に登る。
多分桜並木を通り抜けて、少し登ると、

楠木正行像のある飯盛山頂上に到着。
像の左に飯盛山頂上の標識がある。
楠木正成だと思っていたら、嫡男の楠木正行だった。

西側には、大阪のビル群が見える。

東側には、谷を挟んで、室池方面の広々とした高台が見える。
この感じはいい。
ここで、昼飯を食べた。
この飯盛山頂上あたり一帯は、山城だったらしい。
程よい広さと険しさを有している。
小ぶりの山城にふさわしい、山の地形をしている。

南への降り口から下る。

小高い所に、FM通信所がある。

平坦な道を進んでいく。

桜池への分岐がある。
雰囲気が暗いので、この分岐は見送る。

少し先にまた分岐がある。 ここを左手に。

そして、また分岐を左手へ。

桜池。

桜池の左手をぐるっと回ると、ここが四つ辻。
正面に行く道も室池に行ける感じだが、見えにくいが左手に下る道を行く。

ゆるやかに下っていく。

途中、右手の権現川林道で堤の工事をしていた。
そのため、迂回路ができていた。

権現川ハイキングコース出会い。

ほんの先に室池への道があり、右へ。

沢沿いに登っていく。

やがて、権現の滝への分岐に出会う。
ちょっと寄っていくことにする。

手が入っているからか、神聖な雰囲気を感じる。

不動明王の像が。

権現の滝。
思ったより、小ぶりな滝。
滝よりも、この神聖な雰囲気が、修行場とさせたのだろうか。
上にコンクリートみたいな物が見える。 何だろう、と思ったのだが。
先ほどの別れに戻り、左手を進む。

何と、権現の滝の上が道になっていて、そこを通る。
上から、滝を見下ろせる。 これは、珍しい。

沢沿いをさらに緩やかに登っていく。

室池の西堤が見えてきた。

登ると、広々とした中ヶ池。
穏やかな場所である。 ここでぼんやりする。
右奥にわずかに中堤が見える。

池の右手から林に入っていく。

林を抜けると、中堤に。
この先は、むろいけ園地。

今度は、左奥に西堤がわずかに見える。

時間もあるので、むろいけ園地を散策する。
ここは、湿生花園。
木道を左手に進む。
そこを抜けると、駐車場に戻ってきた。
先に下ってから登るという、いつもと逆の山登り。
まあ、悪くない。
飯盛山頂上の山城らしい雰囲気が一番良かったかな。

今回の飯盛山の登山コースです。
但し、四条畷神社から飯盛山への旧道ルートに、自信がない。
地図上のルートと異なるから。
ただ、尾根の上に出た時、楠神社との別れのすぐ手前に出てきたので、こう描いた。
(コースタイム)
むろいけ園地の駐車場11:25 → 四条畷神社12:10 → 13:00飯盛山頂上13:30 → 四つ辻13:55 → 権現谷林道出会い14:10 → 14:45室池の西堤15:00 → 中堤15:15 → 駐車場16:00
飯盛山の登山で出会った樹木を紹介します。

シロダモ(地点A)。
この沢沿いは、シロダモの大群落。 シロダモだらけだった。

暗褐色で皮目が点在するシロダモの樹皮。

三行脈の葉で、シロダモ・ニッケイ・ヤブニッケイ・クスノキ。
葉裏が粉白色で、シロダモ。

アラカシ(地点B)。

黒っぽい、薄い縦筋か砂状にざらつくアラカシの樹皮。

粗い鋸歯で、先半分にあるアラカシの葉。

これもシロダモ(地点C)。
ここの沢沿いも、シロダモだらけだった。
シロダモは、水辺を好むのかと、調べたけれども、特にそうでもないようだ。

アオキ(地点D)。

緑色で、褐色の縦スジがあるアオキの枝。

鋸歯が目立つアオキの葉。

シイの大木(地点E)。

シイの樹皮。

ケヤキの大木(地点F)。

ケヤキの樹皮。

クスノキの大木。

クスノキの樹皮。

クスノキの葉。

ヤマモモの大木。

ヤマモモの樹皮。

ヤマモモの葉。

斑入りのアオキ。
これは、多分園芸品種。
