大阪府にある交野山341mに登った(2015/02/27)。
生駒山地の北端にあり、頂上にある観音岩と呼ばれる巨岩の上からは大阪・京都方面を一望できる。
倉治公園の駐車場に車を停めようと思っていたのだが、場所がわからず、結局源氏の滝から少し離れた路上に車を停めた。
市街地からここに入っていく。
少し進むと、源氏の滝に出会う。
小さいな。
左手に石段があり、そこを登る。
お堂があり、その脇を通り抜けていく。
広場に出会い、そこをぐるっと通り抜けると、また沢沿いに戻ってくる。
山道を登っていく。
不思議な所に出てきた。
これは、堤だった。
上に池があるのだ。
その池から流れ出る水路。
これが、沢の源のようだ。
堤の上。
左手にあるのが、白旗池。
進んでいくと、
道路に出会い、そこを渡って登山道に入っていく。
少し登ると、
交野山頂上にある観音岩と呼ばれる巨岩の塊だ。
巨岩の上に登ると、高度感が素晴らしい。
仁王立ちという感じかな。
大阪・京都が見晴らせる。
足元を横切るのは、第二京阪道。
目の前にあるのは、大阪と京都を分ける、天王山。
大阪ビル群。
ビルが林立しているのが、よくわかる。
風が寒いので、景色を諦め、岩陰で昼飯を食べる。
くろんど園地へ南に向かう。
観音岩の足元に、鳥居がある。
別れ。 左だと、ゴルフ場。 右のせみしぐれの道を行く。
地形図から平坦な所だと思っていたら、結構、アップダウンがある。
振り返ると、交野山。
この別れは、左へ。
麓へ向かう道が、一杯あるようだ。
舗装道に合流。 左へ。
しばらくで、ここを右手に入る。
舗装道を進む。
野外活動センター。 なんか、しょぼい。
右からでも左からでも行ける。
池のそばを通り抜けると、山間の田に出会う。
こんな所に田んぼがあるんだ。
ここは、里山の雰囲気を醸し出していて、好きだな。
先ほどの池が、水源になっているようだ。
田を通り抜けて、ここを左へ。
舗装道に出会い、左へ。
ここには、右手に主のような大きな木がある。 鳥居もあるし。
くろんど園地入口を入る。
整備された道を歩く。
道路のすぐ右手に湿地に渡らせた八つ橋に出会う。
道路のそばなので風情もくそもあったもんじゃない。
予定通り、ここから、引き返すことにする。
くろんど園地の八つ橋から折り返し戻る事にする。
帰りは、国見山に向かう予定。
くろんど園地の入口から出てしばらく歩いたぐらいだろうか、中世熊野街道傍示の石碑があった。
傍示は河内の国と大和の国の国境ということらしい。
曇りの日で、小雪の降る時もあったのだが、晴れて来た。
重苦しい風景が、一挙に爽やかになった。
やっぱし、山は晴れた日に登らないとダメだな。
こちらから見ると、行きに見た、主のような木の大きさに改めて驚く。
見上げる田んぼの感じが、凄くいい。
道端に仏さんが。 こういう所に歴史を感じる。
野外活動センターを通り過ぎ、舗装道路から山道に戻って、ここの別れで今度は右手に進む。
左手から来たけれど、アップダウンがあったので、右手へ。
一旦ゴルフ場の道路に出て、ここから登山道に戻る。
すぐで、交野山頂上に。
そして来た道を下る。
白旗池の堤に出てきた。
橋の手前を左手から登ってきたのだけれど、国見山へ向かうべく、まっすぐ進む。
白旗池をぐるっと回り、交野山を見上げる。
ゴルフ場の下を潜る。
この別れを左手へ。
右手にに谷が迫る道を進む。
何と、登山道が通行止め。
津田駅方面へ下るこの道が3月いっぱい工事中とのこと。
ついてない。
ただ、左手を登ると、国見山には登れるようだ。
見晴らしの良い国見山頂上。
こういう見晴らしの良いは、国見山と名付けられることが多いようだ。
大阪方面を見晴らす。
津田駅方面へ下ることができないので、しょうがないので、来た道を戻る事にする。
白旗池に戻って、沢に下り、源氏の滝に下った。
交野山頂上にある巨岩の上に立つと、気持ちが良い、そこが一番の魅力かな。
あと、くろんど園地に行くぐらいなら、国見山の方がいいかな。
(コースタイム)
倉治公園11:35 → 12:20交野山山頂12:40 → 野外活動センター13:10 → 八つ橋13:45 → 14:40交野山山頂14:45 → 白旗池14:55 → 15:25国見山15:30 → 倉治公園16:15
交野山の登山で出会った樹木を紹介します。
主のような木は、アカガシ(地点A)。
大きく枝を広げている。
鱗状に剥がれた樹皮。
葉柄が約3cmと長い。
マテバシイ(地点B)。
灰白色で縦すじがある樹皮。
大型で、枝先に集まってつく葉。
葉裏は金色を帯びる。似たタブノキは白っぽい。
シロダモ(地点C)。
暗褐色で皮目が点在する樹皮。
三行脈の葉で、シロダモ・ニッケイ・ヤブニッケイ・クスノキ
葉裏が粉白色で、シロダモ。
ソヨゴ(地点D)。
平滑で皮目が縦につながることが多い。
これは、皮目が目立たない。
縁が波打つ、主脈が目立つ葉。
加熱すると、葉が音をたてて膨らみ破裂する。
イヌツゲ(地点E)。
皮目が点在する樹皮。
楕円形で低い鋸歯の葉。
似たツゲは、全縁で対生。