大和葛城山  ~まとめ:一面のツツジを堪能~

 大和葛城山登山の記事(1)~(4)のまとめです。
 大阪と奈良の県境にある大和葛城山に登った(2014/05/23)。
今を盛りのツツジを楽しもうと。
 松原ICで降りて、309号線で水越峠へ45分ほどで到着。
道幅がそれなりに広くて、ずらっと車が停められていた。
 大和葛城山 001・水越峠の登山口 (640x480)
 この水越峠の登山口から登っていく。
大和葛城山 003 (640x480)
 一昨日雨が降ったせいか、木々が潤っている。
歩きやすい、整備された、少し急な道を登っていく。
大和葛城山 004・金剛山 (640x480)
 途中、視界が開けたところで、金剛山が見えた。
大和葛城山 006 (640x480)
 谷を離れ、少しドライないい感じの道を登っていく。
大和葛城山 018 (640x480)
 勾配が緩くなって、ツツジが見れ始めた。 左手には、ヒノキ林。
大和葛城山 019 (480x640)
 足元にツツジの花びらが散っている。 
桜や椿の花びらが散っているのは、よく見かけるけど、ツツジは初めて。
美しいなあ。
大和葛城山 025・ツツジ園 (640x480)
 別れで、左手に満開のツツジ。 ここからツツジ園のようだ。
迷ったが、左手の道を行く。 こちらが、正解だった。
満開のツツジの中を行く、ツツジを堪能できる道だった。
大和葛城山 029 (640x480)
 頂上手前の丘を登って行く人達が見える。 満開のツツジである。
但し、盛りは少し過ぎたようだ。 色が少しくすんでいる。
右手の人列は、別れを右に行った人。
この道は、左手の緩やかな稜線を登っていくのである。
大和葛城山 035 (640x480)
稜線を登りつつ振り返ると、咲き誇るツツジが目に映える。
大和葛城山 041・ツツジ園 (640x480)
 これが、ベストビュー。
ツツジ園と言っているが、自生らしい。 
1970年頃、笹が一斉に開花して枯れた後、ツツジが群生した。
その後、毎年2回笹を刈って、ツツジを保っているそうだ。
大和葛城山 047・金剛山 (640x480)
上に登ってくると、右手に雄大な金剛山が姿を現した。
金剛山がこんなに雄大な山だとは、知らなかった。
手前にツツジを入れると、いいねえ。
大和葛城山 066・頂上 (640x480)
 大和葛城山の頂上周りは、広々として気持ちがいい。
大和葛城山 067・頂上 (640x480)
 頂上に到着。
頂上は、広場になっているので、四方に眺望が開けている。
大和葛城山 072・畝傍山と耳成山と三輪山c
東側に奈良方面が望める。 なんと言っても、大和三山が見えるのがいい。
小さな山々だが、奈良時代の人々は、なぜこれらの山を崇めていたのかなあ。
歴史に思いを馳せてしまう。
大和葛城山 065 (640x480)
北東の奈良市方面。
大和葛城山 077 (640x480)
南東方面の山々。
大和葛城山 068・西 (640x480)
西側には、広々とした尾根が伸びている。
大和葛城山 069・大阪湾 (640x480)
尾根の先には、大阪湾が見晴らせる。 ここで、昼飯を食べた。
 下りは、天狗谷から方面から行く。
東側に少し下って、ビジターセンターを通り過ぎ、
大和葛城山 085・青崩と二上山の別れ (640x480)
この別れを、左の青崩方面に行く。 右に行くとダイヤモンドトレールで二上山方面になる。
キャンプ場の横を通り過ぎて、しばらく進むと、
大和葛城山 086・青崩と弘川寺の別れ (640x480)
この別れを左手に、谷に入っていく。
大和葛城山 087 (640x480)
緩やかな下りを進んでいく。
大和葛城山 092 (640x480)
途中視界が開けて、振り返ると、大和葛城山を見ることができた。
大和葛城山 097・ベンチと道標 (640x480)
尾根道となり、下っていくと、ベンチと出会う。
ここから東に折れ曲がって、谷へ急な下りとなっていく。
大和葛城山 099 (480x640)
急な下り。 天狗谷を下っていくと、
大和葛城山 102 (640x480)
やがて、緩やかな谷の下りとなり、舗装道に出会う。
しばらく行くと、309号線に出て、登って、トンネル前で右への脇道に入っていく。
30分ほど歩いて、水越峠に戻った。

 基本的に整備された歩きやすい道で、頂上近くまでロープウェイが通っているので、野趣に欠けるかなあ。
しかし、つつじ群落は、素晴らしいし、大和三山を見下ろせる眺望が素晴らしかった。
 今回の大和葛城山の登山コースです。
m1 - d
(コースタイム)
水越峠10:25 → つつじ園11:35 → 12:00大和葛城山頂上12:40 → 道路305号線14:15 → 水越峠14:45

ちょっといいなあ、と思う地形を紹介します。
m1 - e

大和葛城山 044 (640x480)
A地点の鞍部です。 鞍部はいいですねえ。
大和葛城山 068・西 (640x480)
B地点の頂上からの緩やかな尾根です。
木が生えていないのと幅広いので、見ていて気持ちが良い。
大和葛城山 093 (640x480)
C地点の小さな788mのピークです。 
別に大したことないのですが、ルートが尾根から南に逸れていくのを確認でき、自分の位置を同定できます。
 今回の大和葛城山の登山で目に付いた樹木を、その場所と共に紹介します。
大和葛城山 007・ヒノキ (640x480)
ヒノキが植林されています(H地点)。 別に珍しくもありませんが。
大和葛城山 009・ヒノキ (640x480)
ヒノキの葉。 縦・裂の樹皮でスギかヒノキとすぐわかりますが、鱗状葉でヒノキと分かります。
大和葛城山 014・リョウブ株立ち (480x640)
リョウブの株立ちです(I地点)。 登山道の真ん中にあり、雰囲気があります。
大和葛城山 015・リョウブ群落 (640x480)
この辺は、リョウブの群落です。
大和葛城山 011・リョウブ (640x480)
リョウブの葉です。 斑・剥の樹皮でリョウブが第一候補となり、葉で最終判定。
大和葛城山 017・ササ原 (640x480)
ササ原です(J地点)。 ここの優勢種です。 刈り取られているようなので、返って珍しいです。
大和葛城山 020・ヤマツツジ (640x480)
ヤマツツジ(K地点)が綺麗に咲いています。
大和葛城山 023・赤いヤマツツジとピンクのミヤコツツジorモチツツジ (640x480)
赤いヤマツツジとピンクのミヤコツツジorモチツツジです。 ミヤコツツジとモチツツジの区別が付きません。
大和葛城山 050・アキグミ (480x640)
アキグミです(L地点)。 オリーブみたいで、地中海の香りがします。
一目惚れです。 これは稀少だと思ったのですが、ネットで調べると、大和葛城山でまあ見られるようです。
大和葛城山 052・アキグミ (640x480)
アキグミの葉です。
大和葛城山 109・ハナミズキ (640x480)
ハナミズキです(M地点)。
大和葛城山 116・ヤブデマリ (640x480)
ヤブデマリです(N地点)。
m1 - f
樹木の大体の位置です。

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