雨飾山   2009/08/09

 長野県の北にある雨飾山に登ろうとした。長野駅前にあるホテルを朝出発。妙高高原から妙高小谷林道を行く。笹ヶ峰高原の駐車場までは、舗装道路が続くが、そこから砂利道になる。割と走りやすいが、所々凹みがあり油断するとがくんとなる。やがて石の多い砂利道となり俄然走りにくくなる。薄暗い森の中に入っていく感じで、不安になってくる。8kmくらいでやっと舗装道路になった。ほっとしているとまた走りにくい砂利道になった。やがて乙見山峠の隧道をくぐり、少し下って舗装道路になった。それが3kmくらい。2度と走りたくないと思った、神経を使う運転だった。しばらく走って、キャンプ場に到着した。

登山口から湿原に下っていく。大きな雰囲気のある木が数本立っている。こういう景色は、好きである。湿原を抜けて、急登となった。そして、ひどく体調の悪いことに気付いた。昨日の大阪からの長距離運転と先ほどの林道運転の疲れのせいかもしれない。しかし今までもあったことで、ゆっくり歩いているうちに体調も戻ってくるものだった。200m登ると、ゆるやかになった。ぶなの林の中を歩いていく。相変わらず、調子が悪い。変な多量の汗が出ている。視界が開けると、緑の中に荒管沢出合いとそこからの尾根の登り、そして雨飾山が見える、美しい。荒管沢に下る。休むと少し元気になった。いよいよ急登。5分も登ると、ひどくしんどい。へたりこむ。引き返そうとも思うのだが、勿体ない。休んでは登り、休んでは登る。雨が降ったりやんだりしている。やがて、稜線の頂上が見えてきた。それで元気になり、登るのだが、笹平まで50mくらいの所でへたりこんだ。ここでどうしようもなく、厭になった。ここまで来てとも思うのだが、厭になったのだからしょうがない。下山することにする。

 まだ明るかったので、厭な妙高小谷林道を戻ることにする。疲れ果て糸魚川まわりで戻る気になれなかったのだ。砂利道を抜け、妙高高原を下っている所で大雨になった。砂利道で大雨にならなくて良かった。危ない所だった。浅間山の時もそうだったが、このあたりの山では、暑い日の夕方には、必ず夕立になる。

(コースタイム)

駐車場950 → 1105荒管沢出合い1115 → 1850m付近 100 → 220荒管沢出合い235  → 駐車場410

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       湿原の木            湿原の木
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         ブナ林            荒管沢出合い手前から望む登山道

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     荒管沢出合い        荒管沢出合いから望む雨飾山

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