奈良に行ったついでに、飛火野を散策してみた。
奈良の春日大社の南西には、飛火野という広大な草原が広がっている。
そこは、鹿の天国でもある。
これは、奈良国立博物館の前で、くつろいでいた鹿。
奈良国立博物館からスタート。
博物館の前には、よく見ると綺麗なオブジェが飾られていた。
春日大社に向かって歩いていく。
途中、南側に飛火野が広がっている。
鹿たちがのんびり草を食んでいる。
「日立のこの木なんの木」みたいな大きな木が聳えている。
明治天皇の玉座跡に記念植樹された楠だそうだ。
夕日に黄昏た風景。
あんまり草が生えてないけど、食べれる草はあるのかな。
春日大社の参道に戻る。
参道脇の灯篭の上に、面白いシダを見つけた。
春日大社の南門の所で、右折。
この道は、飛火野の北を通り抜ける上の禰宜道。
春日大社の神官(禰宜)が通った道だそうだ。
この佇まいがいいね。 風情がある。
上の禰宜道を通り抜けると、住宅街。
はげ落ちた白壁にも風情がある。
道角に変わった埴輪のオブジェがあった。
幾つかの角を曲がって、新薬師寺に到着。
こじんまりとした寺だ。
この中に国宝の十二神将像がある。
本尊の薬師如来をぐるっととり囲んでいる十二神将像は、圧巻。
境内の西に香薬師堂がある。
この庭は少し風情があると思ったら、織田有楽斎の作だそうだ。
有楽斎は、信長の弟だが、趣味人で利休の弟子でもあった。
本堂の前から、南門を見る。
新薬師寺を出ると、すぐそばに
入江泰吉記念写真美術館があった。
えらくモダンな建築で、びっくり。
もう完全な住宅街の中を西へと歩いていく。
ふと足元を見ると、おしゃれなマンホールが。 センスあるねえ。