ガンバ、山口智ヘッドコーチが契約満了で退団。 ちょっと驚き。

 「G大阪は2日、山口智ヘッドコーチ(42)が今季限りで契約満了により退団すると発表した。
 18年からトップチームのコーチを務めた山口氏は、今季はヘッドコーチとしてチームの弱点だったセットプレーを担当。ここまでセットプレーでリーグ4位の得点数(15得点)を生み出すなど、得点力の高いDFとして活躍した現役時代の経験も生かした指導を行っていた。
「選手時代からこれまで、たくさんの人に支えていただきながらたくさんのことを経験させていただき、いろいろなことを学ばせてもらい感謝しかありません。ありがとうございました。今後はこれまでの経験を活かし、糧とし、指導者としてもまた人としても成長していきたいです。またガンバとご縁があるときまで自分らしく頑張っていければと考えております」

ご苦労さんでした、という所だけど、ちょっと驚き。
宮本監督とは、ベンチサイドでボードを手に話し込む姿が印象的で、年がほぼ同じだけど、いいコンビを築いているのかなと思っていた。
宮本監督については、日刊スポーツから「G大阪は今季で契約が満了する宮本監督に2年の契約延長を提示したが、さらにプラス1年で計3年の契約になる可能性があるという。」と報道されたばかり。
だから、意外だった。
誰が決断したのだろうか? GMか? だとしても、宮本監督が反対すれば、それは通ったと思うし。
現在のガンバのコーチ陣は、
宮本監督(元DF)、山口智ヘッドコーチ(元DF)、児玉 新コーチ(元DF)、宮原 裕司(元MF)・・・だ。
DF出身が多過ぎる。 得点力が低下している今季、攻撃を指導できるコーチを導入したとしてもおかしくない。
自分は、誰だか知らなかったが、攻撃担当のコーチがイマイチなのかなと思っていた。
欧州では、DF出身の監督が、攻撃は攻撃担当のコーチに任せるとかあるからね。 何から何まで出来る必要もない。
いい関係を築けていた山口コーチを切ってまで、新たに攻撃担当のコーチを導入するとしたら、宮本監督は大したものだ。
勝つためには、必要な改革をする。 私情を排して。 だとしたら、素晴らしいね。 上に立つ者として。
今後の人事が注目だね。

さて、山口智ヘッドコーチについて。
2016年現役引退以降、
2016年 ガンバ大阪強化担当
2017年 U-23 ヘッドコーチ
2018年 – コーチ
2019年~ ヘッドコーチ
という経歴。 
引退後は、ずっとガンバだったんだな。
もし、宮本監督がダメだったら、後任は山口智だなと思っていた。 現役の頃、リーダーシップがあったから、監督をやれる人だと思う。 成績を残せるかは、勿論やってみないとわからないけどね。
今後のガンバの監督候補の1人だろう。
5年もガンバで仕事をしたから、もう監督をしない限り、外に出るより仕方ないのかもしれないね。
今は、ガンバの監督になる時期ではないな。 その時が来たら、頼めるようにいい関係を保っておかないとね。
他のチームで、監督をやって、経験を積んで欲しいね。 声がかかるんじゃないかと思う。

現役の頃は勿論知っている。
1996年、ジェフユナイテッド市原でデビュー。
2001年に市原からガンバ大阪に移籍。
G大阪では主に3バックの左CBを務め、2005年のG大阪初のリーグ優勝に貢献。2006年はシジクレイの後を継いでゲームキャプテンに就任し、2009年まで務めた。G大阪の多くのタイトル獲得に貢献し、2006年から3年連続でJリーグベストイレブンに選出された。
2012年、G大阪からジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍。
2015年、京都サンガF.C.へ完全移籍、主将に任命された。
2016年現役引退。

2006年シーズン終了後、宮本監督がレッドブル・ザルツブルクに移籍して以降、ガンバのDFリーダーとして活躍した。 闘将的なイメージが少しあったな。 
ヘディングシュートをよく決めていたイメージがあるんだが、調べてみて驚いた。

2006年には、6得点も取っている。 コンスタントに取ってるしね。
今、宇佐美が6得点だからね。 これは、凄い数字だよ。

ま、西野監督時代に大貢献してくれた選手だったな。 お疲れさん。
また、その時が来たら、戻ってきてね、という感じだな。

(追記)
来期U-23が廃止される。 
若手育成に多大な貢献をしてくれた森下 仁志監督がどうなるんだろう?と思ってたんだけど、もしかしたら、森下監督がヘッドコーチに就任するかもしれないな。 森下監督の方が宮本監督より5つ年上だけど。

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