ビデオ判定は、AIにやらすべき、という記事を2回書いてきたけど、今回で3回目。
「Jリーグは大丈夫? 万能ではないVAR運用の「リアル」と「審判員の本音」」という記事を読んで、VAR運用の実際を知ったので。
VARルームには、
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とアシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー(AVAR)、そしてリプレー・オペレーター(RO)の3人がいて、全体をチェックするオブザーバー1人が加わる場合もある。
ライブ映像と3秒遅れの映像を流すモニターが2台ずつ置かれている。
VARとAVARが、ライブ映像を見ていて、チェックすべき事象が起こったときに、緑色のボタンを押して画面にタグを打つ。そのプレーが終われば、再びタグを打って、 チェックすべき事象にマーキングする。
そして、詳しくチェックすべき事象と判断すれば、赤色のボタンを押して、チェックが入ったと主審に伝達される。
プレーが続いている場合は、AVARがライブ映像のチェックをする。
ROが、問題あるプレーの3方向からの画像やスロー画像等を映像を準備して、VARが見れるようにする。
そして、VARがそのプレーが、問題ないかを判断して、問題なしなら問題なしと連絡、問題があると判断すれば、主審にレビューが必要だと、主審へ提案される。
そして、主審は両手で画面を示すTVシグナルを送り、VARの助言を受け入れるVARオンリーレビューか、もしくはピッチ外に設けられたレフェリー・レビュー・エリアへ向かって自らの目で映像を確認する。
なるほど、VARの助言を受け入れるVARオンリーレビューもあるのか。 知らなかった。
主審が、画像で確認しなくても良いということか。
しかし、「VARは決してレフェリーになってはいけない、ということ。自身が判定を下すのではなく、さまざまな映像を介して事実を客観的に確認する作業に徹し続け、主審の判断と同じならば問題なしとなり、異なっていればレビューを提案する。」でもある。
微妙だな。
VARオンリーレビューは禁止して、主審は自らの目で映像を確認すべきだな。
そうすれば、責任の所在ははっきりする。
VARが、レフェリーになってはいけない、ということが守られているかどうか、気にしなくて済む。
グループマネジャーはVARが担う重労働を慮る。
「真夜中の高速道路を車で運転しているのと同じ感覚といいますか、終わるとすごく目がさえていて、なかなか寝付けいないような状態になるのが現実ですね」
こんな作業は、AIに任せれば良い、と益々思った。
問題あるプレー画像をAIに入力すれば、自己学習で、AIは瞬時に全てのプレーの問題の有無を判断出来るようになる。
人間のミスや恣意を排除出来る。
人件費もカット出来る。
レフェリングの基準も世界で統一化出来る。
いいこと尽くめだよ。