U―23アジア選手権は18日、準々決勝が行われ、前日本代表監督の西野朗氏が率いる開催国のタイ代表がサウジアラビア代表と対戦。後半33分にVAR判定からのPKを決められ、0―1で敗戦した。
後半33分、PA手前でタイの選手がドリブルするサウジの選手のユニホームを引っ張り、手を放し、その後PA内で、ボールを蹴り出した。 ここで主審はまず、最初のユニホームを引っ張った行為に対しFKと判定。 しかし、その後VARルームからの助言により判定が変わってPKに。 主審は自ら映像をチェックすることなく判定を変えた(動画)。
事象としては、タイの選手がサウジの選手のユニホームを引っ張ったのは、明らかにファウル。 しかし、PA手前なのでFK相当。 すぐ手を離したので、PA内では引っ張っていない。 その後、タイの選手が先にボールを蹴ってから、サウジの選手が当たって、倒れたけど、それは、ファウルではない。
主審もそれをちゃんと見ていて、最初FKと判定した。 しかし、その後VARルームからの助言により判定が変わってPKに変わった。 主審は自ら映像をチェックすることなく判定を変えた。
これが、大問題なのだ。
「VARは決してレフェリーになってはいけない、ということ。自身が判定を下すのではなく、さまざまな映像を介して事実を客観的に確認する作業に徹し続け、主審の判断と同じならば問題なしとなり、異なっていればレビューを提案する。」
これが、VARの大原則だ。
だから、主審が自ら映像をチェックすることなく判定を変えるのは、ルール違反なのだ。
VARは、レビューを提案するだけなのだから。
中東の笛と揶揄されていたけど、今や中東のVARとなった。
AFCの公式ページを見たけれど、審判の名前は明らかにされているけど、VARのメンバーは発表されていない。
これは、隠ぺい工作が行われているということだろう。
日本のカタール戦のPKも、主審が映像で確認しなかった。
許されないことだ。
まず、即刻、VARのメンバーを公表すること。
それから、VARルーム内の交信状況を録画して、公開することだな。
これで、不正を少しは減らせるだろう。
完全対策として、VARは、AIにやらせるべきだ。 速やかに。