親善試合(NZ戦、ハイチ戦)のメンバーが発表。 ノーサプライズ。

 日本サッカー協会は28日、10月6日に行われる国際親善試合のニュージーランド戦と10日のハイチ戦に臨む日本代表のメンバー24名を発表した。

ポジションに当て嵌めると、こんな感じ。

 一番の驚きは、CBにガンバの三浦 弦太を呼ばなかったことだ。
ハリルホジッチは、この前のガンバ・鹿島戦を見に来ていた。
三浦は金崎とバトルして抑えていた。 出色の出来と見ていたんだが、外すとは。
植田の最後のヘディングゴールの方を評価したのかな? その闘志溢れる姿を。

 左SBに川崎フロンターレの車屋紳太郎を初選出した。
車屋の攻撃力は素晴らしい。 なるほど。

 他は、驚きはない。
セレッソの山村が選ばれてないな。 遠藤航の方がいいのか。

 新しい選手をテストするという触れ込みだったが、古い選手を外しただけで、あまりいない。
テストに値する選手があまりいなかったのかな、という印象だ。
もう、これでメンバーの枠は大体決まりだな。
このメンバーに怪我人と本田・岡崎・長谷部と宇佐美と内田、あと今野くらいかな。
11月の欧州遠征には、本田・岡崎・長谷部は呼ばれるだろうから、それに向けてのサバイバルだ。
11月の欧州遠征で、メンバーはほぼ決まるだろう。
それにしても、三浦 弦太が呼ばれなかったのは、とても残念。

 あと、どういうシステムで戦うかも、興味があるところ。
2人のインサイドハーフかツーボランチか。
守備的に来そうな相手にどちらのシステムを採用するのか、興味がある。

 メンバー発表の前にハリルホジッチが、日本のボールポゼッション信仰を問題視、デュエルの重要性をPSGとバイエルン戦を例に説明していた。 スタッツで、PSGがデュエルしかバイエルンを上回っていなかったのに、結果は3-0でPSGの勝った話は面白かった。 さすがに極端な例だが。
確かに、行き過ぎた日本サッカー界のポゼッション指向は、改めた方がいいかな。
捨て去るのは、良くないけど。
 
 ハリルホジッチは、こう語った。
ひとつの資料を作成した。選手たちの組織的なメンタル、フィジカル、テクニカルの特徴をもとに、日本サッカーのアイデンティティーとなるものを考えた。独自のアイデンティティーを持たなければならないが、モダンサッカーをベースにしなければならない。そして、もちろん世界のサッカーの発展も見なければならない。それぞれの国でサッカーが発展しているし、日本でも同じことをしなければならない。

 具体的には、どういうサッカーなんだろう。
日本独自のサッカーとは。
「ひとつの資料」というのを、公開してほしいね。 ワールドカップ後でもいいから。

 日本が、世界に勝てるのは、メンタルでは強固なチームワーク、フィジカルではスタミナ、テクニカルではアジリティだろう。
そこから、どんなサッカーが見えてくるのだろう。
やっぱり、前線からプレスをかけ続けるサッカーかな。
だから、自分は、ボール奪取に優れた2人のインサイドハーフを置くシステムを支持している。
それで、世界に挑戦して欲しい。 井手口・山口・今野という人材もいるんだから。
バスケットボールにオールコートプレスという戦法がある。
それをやって欲しい。
勿論、いくらスタミナがあるとは言え、それで90分は持たないから、引いてゾーンで守る時間も入れながら、闘う。
監督やキャプテンの指示でオールコートプレスとゾーンディフェンスを切り替えていくというサッカー、そいうサッカーが日本人には合っているんじゃないだろうか。
どうだろう?

 ま、とりあえず、ハリルジャパンに期待しよう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする