サッカー五輪代表が発表される。 まずまず。

 JFA(日本サッカー協会)は22日、東京五輪に臨むU-24日本代表メンバー18名を発表した。


発表メンバー。 *はオーバーエイジ。


事前に自分が選んだメンバー(こちら)。

相違点は、①FW林を削って2列目を5人にしたこと②CBの控え瀬古を削って旗手を選んだこと、③GKの控えを鈴木彩艶ではなく、大迫を選んだことかな。

まあ、至極無難な人選だな。 安部裕葵が選ばれるかと期待したが、サプライズはなかった。 6月シリーズのメンバーから全員選ばれたし。
勝負に徹した非情な選択はなかったな。 三好と相馬の2人とも選んだ所とか、鈴木彩艶ではなく大迫を選んだ所とか。
まあ、鈴木は直前の試合で川口コーチの前でミスして、安定感がまだないと判断されたんだろうな。

さて問題は、このメンバーでターンオーバーしながら、グループリーグ3戦を戦えるかだ。
U-24南アフリカ代表(7月22日)、U-24メキシコ代表(同25日)、U-24フランス代表(同28日)と中2日で行われる。
初戦の南アが一番弱いが、初戦は絶対勝たなければならないので、ベストメンバーに近くなる。

3戦のメンバーを考えてみた。
基本、全選手をグループリーグ3戦中、2試合に起用する。

上から、南ア・メキシコ・フランス戦。

FWの上田・前田と左SHの三苫・相馬は、コンビで前後半で交代して、3試合とも使う。 休みはないが、出場時間は全1.5試合になり、負荷は少し少なくなる。 このやり方だと、FW2人でも何とかなるな。
今回の五輪の交代枠が3人ではなく5人なので、このやり方が出来る。
問題は、FWが怪我したら、カバーが難しいことだな。 堂安か久保がやるしかないのかな。
2戦目で、遠藤・中山のボランチコンビになることもビルドアップの面でとても不安だ。
しかし、他のメンバーを選んだら選んだで、他の問題が出てくる。 許容範囲かな。

実際にメンバーを組んでみて、何とかなることがわかった。
いい選考なんじゃないかな。 安部裕葵を選んで欲しかったが、まだ怪我から治ったところで、ベストコンディションじゃないかもしれないからな。 それに連携面で不安も残るし。
左SB旗手かCB瀬古かは、重大な選択だけど、攻撃の方を重視したということかな。

グループリーグ以降の日程も中2日で行われる過酷な日程だ。
■2021年7月31日(土)準々決勝
■2021年8月3日(火)準決勝
■2021年8月6日(金)3位決定戦
■2021年8月7日(土)決勝

5試合を中2日、最後の決勝のみ中3日になる。
上図のローテーションを5戦目まで繰り返して、決勝がベストメンバーになるのかな。
対戦相手の強弱もあるから、とても難しい。
ベストメンバーを連戦起用するという愚の骨頂だけは、避けて欲しい。
グループリーグ2戦ともベストメンバーで戦って、トーナメント進出を決めても、3戦目に全員を休めさせれないからね。
負荷は出来るだけ均等にして、全員で勝ち抜くのをイメージしておかないと。 そこにコロナや怪我やカード等の想定外の問題がふりかかってくるんだから、最初の想定はきちっとしておかないと。
金メダルを目指しているんだから、取りこぼしを恐れないメンバー起用をすることだね。

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