なでしこ、接戦を制す。 日本 2-1 北朝鮮。

インドネシアで開催されているアジア競技大会の準々決勝で前回王者・北朝鮮女子代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

 なでしこは、澤の引退から世代交代がうまく行かず、苦しんでいたが、やっと不調から抜け出してきた。
なでしこの伝統の粘り強い戦いが出来るようになってきた。
しかし、相変わらずメンバー選考やポジションには苦しんでいるみたいだ。 鮫島のCBなど。
CBで大ブレイクした市瀬がいないぞ?と調べて見たら、怪我みたいだね。 

 昨年末のE-1選手権で完敗していたので、苦しいかなと思っていたんだが。
前半、北朝鮮が押していた。
特にスピード豊かなカウンターが迫力があった。
しかし、日本も粘り強く守っていて、点を取られる気はあまりしなかった。
日本の攻撃も冴えなかったが。
しかし、前半40分、CKでファーサイドのボールを田中が中央に折り返すと、走り込んんだ岩渕が左足で素早く蹴り込んだ。 先制。
少しラッキーと思ったが、練習していたパターンだったらしい。
前半は、1-0で終了。

 後半、田中美南に代えて、菅澤を投入。 
北朝鮮は前からのプレスを強めてくる。
何とか、なでしこは凌ぐ。
後半17分、長谷川がPA手前の中央の菅澤にダイレクトでボールを送ると、菅澤がポストプレーから長谷川に戻すと、長谷川は浮き球を腿でワントラップして、ダイレクトでシュートを放ち、GKの頭上を越して、ゴール。 2-0とリードを広げた。
これで決まりかと思ったんだが、後半24分、リヒャンシムがPA内に侵入、競っていた阪口が引っ張って、倒してしまい、PK。 
倒すほどのピンチではなかったけどね。
そのPKを決められ、2-1。 
俄然、危なくなったが、そのまま逃げ切った。
カウンターから、菅澤と岩淵にチャンスがあり、それを決めていたら、完勝だったのだが。

 試合は、拮抗していたと思うが、CKからの先制点が大きかった。
北朝鮮は、球際の強さとスピード豊かに攻めてきたが、日本の守備が安定していた。
GKの山下の安定感が、増していて、頼もしい限り。
菅澤は、相変わらずシュートがダメだが、ポストプレーは素晴らしかった。 監督が辛抱して使っていると思うのだが、段々ポストプレーは良くなっている。
阪口が、ダメだった。 PKを与えたのも勿論ダメだが、サイドでスピードでもやられていた。
ボランチは、二人とも消えていた。
攻めは物足りないが、守備は全員守備で安定しているのが、いいね。
次は、韓国と準決勝。 イケるんじゃないかな。
ただ、決勝の中国が強そうで、そこが厳しい戦いになりそう。

 話は変わるけど、2018 FIFA U-20女子ワールドカップ フランス決勝が24日に行われ、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)がU-20スペイン女子代表を3-1で下して、優勝した。
楽しみな世代だね。 東京五輪に間に合うかな。 さすがに難しいかな。
それにしても、決勝ぐらいテレビ放送してくれるかと期待してたんだが、なかったね。
NHK-BSでやるべき。
フジテレビNEXTが放映権を持っていたみたいだけど、こんな糞企業に放映権を売るべきでないよ。
日本代表のどんなカテゴリーも地上波かNHKに売るべき。 それかDAZNか。
協会はしっかりと考えるべき。 はした金よりファン獲得の方が重要。

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