東京五輪グループリーグ第3戦、U-24日本代表はU-24フランス代表と対戦した。
日本の出場メンバー。
メキシコ戦から3人を入れ替え、冨安が復帰、上田と旗手が起用された。
冨安の復帰は大きいなあ。 復帰出来て、次戦かと思っていた。
互角の入りだったが、前半27分、田中からの縦パスを久保が受け、上田へパス、右への持ち出しが大きく、シュートの角度が狭くなったけど、上田は強引にシュートを打った。 GKがパンチングで弾くと、その跳ね返りを久保が綺麗にミートして、ゴールを決めた。 鮮やかな先制点。 久保はラッキーボーイとなったな。
これで、フランスはグループ突破には３点必要となり、苦しくなった。
さらに、前半34分、久保が旗手とのパス交換から、角度を変えて、上田に縦パス。 上田は左に持ち出して、シュートを狙うが、またもやGKにセーブされるが、その跳ね返りを今度は、酒井が押し込んだ。 酒井はよくゴール前に詰めた。 さすがだな。
これで、決まった感はあった。
前半は2-0で終了。
後半、久保に代えて三好を投入。
フランスは点を取らないとダメなので、左サイドのムアニのドリブルやCFジニャックを中心に反撃してくる。
トヴァンのドリブルは、酒井が完璧に抑え込んだ。 さすがの酒井。 日本歴代最高のSBの守備。
しばらく、日本が守備で耐えた後、後半25分、中山からの左サイド裏のパスを上田が、旗手につないで中央へ短いパス。 パスが短すぎと思ったら、フランスDF２人の反応が鈍くて、走り込んだ三好がグラウンダーのシュートを放つと、ボールはゴール左隅へと決まった。 ダメ押しゴール。
さらに、後半46分、裏へのロングパスをフリーで相馬が走り込んで、シュートかなと思ったら、ファーサイドに走っていた前田の前にパス、少し前になってしまったが、前田がうまく逆サイドにシュートを打ち込んだ。
これで、4-0。 トドメを刺した。
強いな。 流れが良かったとは言え、フランスの攻撃を抑え込み、鮮やかなカウンターも決めて見せた。
自分は、フランス戦でターンオーバーすべきと書いたけど、森保監督は主力選手はそのまま使った。
そして、完勝しただけでなく、久保・酒井・遠藤航・田中碧・堂安と主力を後半ではあるが、休ませることが出来た。
ベストな采配。 ターンオーバーしてリスクを負うより、こちらの方がいい。
後半、主力を休ませることが出来るだろうと事前にある程度予想していたのなら、森保監督は名将だな。
これで、グループAを首位通過。 決勝トーナメントはグループB２位のニュージーランドと対戦することになった。
とても楽な相手。 酒井はイエロー２枚で出れず休めるし、冨安が復帰してきたので、吉田麻也も休ませることが出来る。
吉田麻也を休ませて来たら、森保監督は大したもの。
注目だな。