親善試合で、U-24日本代表はU-24アルゼンチン代表と対戦した。
ふたを開ければ、怪我人等でショボいメンバーになってしまった。
前半、アルゼンチンの寄せが速いのと厳しいために、日本はビルドアップが出来ず、個人の仕掛けに頼る攻撃になってしまった。
三苫がもっとやれるかと思ったけれど、ダメだったな。
最初に低い位置でドリブルを仕掛けたのを取られて、リズムに乗りそこなった感がある。
それに、もっと1対1で仕掛けられる状況にまでパスを繋いでいかないとね。
攻撃を組み立てられるボランチがいなかった。
渡辺 皓太じゃ無理みたいだったな。 中山も司令塔タイプでないし。
ガンバの山本悠樹がいたらな。
試合は、前半21分、ロングパスに走り込んだバルガスが板倉をドリブルで振り切り、PA右からクロスを上げるたのをガイチが打点の高いヘディングシュートを放つと、ボールはクロスバーをたたいてゴールに入った。
板倉は数度振り切られていた。 フローニンゲンでレギュラーを獲得してやれてるという話だったので、やれるのかと思っていたら、全然じゃないか。 冨安の相棒は無理かもな。
前半はあまり攻めれなかったけど、後半はまあまあ攻めれた。
しかし、三苫・久保・三好・相馬の単発のドリブルの仕掛けからチャンスが生まれたぐらいかな。
田川とかの何本かいいシュートがあったけど、枠には飛ばなかった。
久保が一番いいプレーをしてたけど、決める所までは出来なかったからねえ。
コンビネーションによる崩しが全くなかった。 そこがダメ。
司令塔系ボランチ不在が大きい。 田中碧が出れたら、かなり違ってくるだろうけど。
田中は、20年1月にタイで行われたAFC U-23選手権の第3戦カタール戦の前半アディショナルタイムに一発退場に。AFC U-23選手権は東京五輪最終予選を兼ねていたため、本大会の初戦で出場停止となる可能性もあったが、処分はアルゼンチン戦の1試合目に適用され、26日の試合は出場停止となる。とのこと。
これは、ラッキーだったな。 日本が珍しく政治力を発揮したのかな?
試合は、後半日本に流れが来たところで、アルゼンチンが3ボランチにして逃げ切られた。
アルゼンチンは、スター不在で皆が統率の取れた厳しいプレーをする戦士みたいで、チリやメキシコみたいなチームだった。 これで、やれるのかねえ。 クラッキがいないのか、呼んでないだけなのか? 本番で優勝候補というのは、どうかな?
板倉・中山・三好の海外組は、全然成長が見られなかったな。 がっかりだよ。