U-20日本代表は、23日に行われたFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019・グループステージ第1節で南米王者のU-20エクアドル代表と対戦した。
BSフジで放送してくれている。
小粒感は拭えない。 山田 康太が左SHで先発したのは、驚いた。 守備を重視したのかな?
前半からエクアドルに押されに押された。
フィジカルの差で球際で90%くらい負けていた。
ドリブルも止めたと思ったら、体ごとボールを前に運ばれ、ピンチを招いていた。
日本は時たま裏にロングパスを入れるだけ。
斉藤 光毅のドリブルをことごとく止められた。
一番期待していた斉藤 光毅が通用しなかったら、メチャクチャ苦しい。
今日はキレがなかったのか?実力的に通用しないのか? これは、大問題だよ。
それでも、前半22分、裏へのロングパスを、エクアドルDFが頭でクリアしようとしたが空振り、詰めていた斉藤光がペナルティエリア右でGKと1対1になり、浮かせたシュートを放つが、カバーに入ったDFにクリアされてしまう。
付いてたのに、惜しかった。
このまま前半終了してくれて、修正出来ればと思っていた、前半45分、FKで鋭いボールをDFとGKの間に入れられ、GK若原がかろうじてパンチングするが、そのボールが目の前の田川の顔面に当たって跳ね返り、そのままゴールインしてしまう。
不運だった。
前半終了間際の不運な失点で、負けかなと思った。
いきなり、後半5分、右CKをニアに、そこからのクロスが対応した郷家の手に当たってPK。
しかし、レサバラのPKを若原がしっかりと読んで、はじき出した。 ビッグセーブ。
決まっていたら終わりの試合を救うビッグセーブだった。
これで流れが変わったのと、後半修正できて、交代で入った宮代が攻撃の起点になった。
宮代はU18の時から見ているが、成長している。
日本は攻撃できるようになり、シュートも打てるようになった。
それでも、得点の匂いはしなかったが。
しかし、後半23分、PA手前から伊藤が浮き球を送るとゴール前に詰めた宮代がパンチング後のGKと交錯、こぼれ球を山田が無人のゴールに押し込んで同点に追い付いた。 多少ラッキーだったけど、抑えたシュートを良く打った。
この後、お互い攻めるも、決定機はなく、同点で終了した。
球際であれだけ負けて、ボールも完全に支配されたが、日本は粘り強く戦えて、よく引き分けたよ。
そして、キャプテン齊藤 未月がよく戦っていた。
前半5分のファウルは、カードものかと思ったけれど、ビデオで見たらそんなことはなかった。
アジア予選では、激しいのはいいけど、ファウルが多く、ダメだなと思ったが、成長している。
流れを変えようと、ボランチのポジションを捨て、前線で激しくプレスをかける場面もあった。
凄い運動量でやり切った。 ベルマーレでレギュラーを取っただけのことはある。
このメンバーの中では、中心選手だな。
日本は攻撃力が弱くなった。 このメンバーでは致し方がないけど。
斉藤 光毅が何かしてくれるかと期待していたんだけど、通用しなかった。
もう少しスペースのあるサイドハーフの方がいいんじゃないかな。 FWよりも。
使い方を変えた方がいい。
まあ、まだ初戦なので、これからだろう。
この引き分けは大きいので、これから何とかやれるかもしれない。
あと、左SBの東がいいプレーをしていた。
守備重視で、後半時たま上がり、いいクロスを上げていた。 いいんじゃないかな。