凡将森保監督、コスタリカにまさかの敗戦。 日本0-1コスタリカ。

 カタールWC第2戦で、日本代表はコスタリカと対戦した。


日本の出場メンバー。

先発メンバーを見た時、おっターンオーバー出来てるじゃんと思ったら、前線の3人を変えてるだけで、守備陣を変えていない。 守田は怪我明け、山根は酒井が怪我だから当然、ということで実質後ろは変えていない。 
なんという中途半端。 特に、遠藤航に変えて、柴崎にしなかったのが致命的だった。
コスタリカは、唯一日本が攻撃に出れる相手、ここで使わなければ、なぜ呼んだのか?
柴崎がいれば、攻撃にアイデアを出せた。 遠藤航は勿論いいんだが、相手がドン引きの場合は、効果が薄い。 柴崎がカナダ戦で復調していただけに、使うべきだった。 解説の本田も遠藤航はこういう試合展開には向かいと言っていたしね。
遠藤航は怪我したみたいだね。 ホントに馬鹿な起用だった。 というか、守備陣をターンオーバーする根性がなかった。 伊藤洋輝も点を取らねばと焦る後半からよりも、前半から使っていれば良かったかもしれないしね。 怪我明けの板倉も休ませるべきだった。
結果的に、スペイン戦で凄くエネルギーを要する守備陣を休ませなかったのは、全然ダメだ。
コスタリカ戦には、ベストの守備陣は不要だったんだから。 そして、攻撃的な守備陣が必要だった。
守り重視の森保監督は、結局そこには踏み込めなかった。 根性がなかったんだな。

森保監督の試合後のコメント、
「ターンオーバーに関しては全く後悔していません。第三者からは、結果がダメだったからやったことがダメだったというふうに見られると思いますが、ドイツとの戦い、そして今日のコスタリカとの戦いは非常にインテンシティの高い戦いでした。またもう一度スペインと激しく厳しくインテンシティの高い戦いをするなかで、我々が勝つ確率を上げられるようにという選択をしました」
全く、正しいと思う。 世間からは猛烈に批判されているみたいだけど、間違っていない。
間違ったのは、ターンオーバーが徹底出来なかったことだ。

さて、メンバーについて長くなった。 試合について。

前半、立ち上がりはコスタリカも少し攻めてきたが、日本がボールを握るようになった。
相馬の突破からチャンスを作ったが、決定機までにはならなかった。
もどかしい展開。
上田綺世が全然だったな。 鋭いパスに対して、2度もトラップが大きくなって、話にならなかった。
鎌田もミスが多く、ダメ。
堂安も1度グラウンダーのクロスを入れた以外は、違いを作り出せなかった。
相馬以外、攻撃陣がダメダメだった。

前半は、0-0で終了。

後半1分、守田が浅野とのワンツーで前線へ上がると、PA手前中央からシュート、ナバスにセーブされる。
後半2分、遠藤のシュートがブロックされるも、最後浅野がヘディングシュートを放つ。
後半立ち上がりからギアを入れて、点を取れるかと思ったんだが。
後半16分、クサビのパスを受けた遠藤が前を向き、PA中央手前にドリブルで進入するが、ファウルで止められてしまう。 これが、痛かったな。

後半17分、三苫投入。 しかし、あまりボールが来ず。
後半36分、コスタリカが右サイドの裏へパス、伊藤がヘディングで吉田に繋ぐ、吉田はその浮き球をパスで守田に繋ごうとするが、ずれて、守田は足に触れるのが精一杯、それを拾われて、フレールに出される。
フリーで受けたフレールが、浮き球気味にシュート、権田はタイミングをずらされ、手をかすめるがゴールを決められた。
1本ぐらいしかシュートを打たれてないと思うが、その1本を決められてしまった。
日本が反撃、後半43分、三笘が左サイドを突破さらに、ゴールライン際まで侵入してクロス、浅野が空振りするが、鎌田がシュート、しかしナバスにセーブされる。 決定機だった。
その後も日本は攻めあぐねて、0-1でまさかの敗戦。

最悪、引分けもあるかもしれないと思ったが、まさか負けるとはね。

森保監督が、ターンオーバーを徹底できなかったのが、敗因だね。 特に、柴崎を使っていたらね。

この後の試合で、スペインとドイツが引き分けた。
こうなってみれば、日本がターンオーバーせずに戦い勝てば、グループリーグ突破出来ていたことになる。
しかし、その時のメンバーは、堂安⇒伊藤、相馬⇒久保ぐらいだろう。 
前田はスペースがないので、意味ない。 浅野は怪我明けで90分は無理。 相馬はやれてた。 三苫も病気明けで90分は無理。 アップ分は堂安⇒伊藤ぐらいだ。
そこは、大きいかったかも知れないが。

ということで、冷静に考えれば、ターンオーバーしなくても、大して変わらなかった。
むしろ、徹底的にターンオーバーしなければならなかったのだ。

これで、ほとんどスペインに勝たなくてはならなくなった。
ドイツ戦を見たけど、スペインは強い。 ドイツが後半から反撃出来たので、ノーチャンスではないだろう。 頑張りを期待するしかない。

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