E-1の韓国戦の完敗を受けて、ハリルホジッチ監督を叩く記事が見られだした。
自分はハリルを高く買っているが、当然の反応と受け止めている。
まず、日本協会の田嶋幸三会長が、
「試合に負ける、デュエルに負ける、それ以前の問題。日本代表としての誇りを持っているのか。井手口がマークされている中で、自分たちで打開するアクションを求められているのに…、残念極まりない。久々にこんな試合を見た気がする。W杯予選で負けたり、引き分けたことがあるが、次元が違うレベルでの情けなさだ」と、辛辣な言葉を並べた。
次に、西野朗技術委員長が、1-4で大敗した16日の韓国戦で選手交代が後手に回った点にも触れ、「どうして(監督が)動けなかったのか聞いてみたい」と、自ら疑問をぶつける考えも示した。
これは、納得の発言だ。
明らかに、監督は普段では考えられないことに、対策を打たなかったように見えた。
さらに、ハリルホジッチ監督の発言がまたおかしい。
韓国戦の前に、韓国が一番強いと言っていた。
最初は、相手3チームのなかで、一番強いと言っているのかなと思ったが、どうやら全4チームで一番強いと言っている。 これは、おかしいだろうと思った。
欧州や南米のチーム相手に強いと言うならわかるが、アジアのチーム相手に、ましてや韓国相手に強いなんて言っていたら、話にならない。
試合前にエクスキューズしているのかと思ったよ。
さらに、敗戦後のコメントが酷かった。
「このチーム(韓国)が日本より強いのは、試合前から分かっていた。韓国とのレベルに差があったと思う。韓国が勝利に値していたと思う。ここで結果を残すことを望んでいたが、1点目を決めた後、プレーを止めてしまった。何故そうなったのかは分からないが、韓国がその状況をうまく利用して2得点した。韓国が格上だと思った」
韓国相手に白旗を上げるような発言だ。
こんな発言は、あってはならない。
韓国の監督が日本相手にこんな発言をしようもんなら、即刻首で国民から吊るし首にあげられるだろう。
それに、これは、WCでは、相手3チームは日本より格上なんだから、負けて当然と言っているようなもんだ。
闘う前から、白旗を上げる監督の下で、選手が戦えるはずがない。
ま、これらの発言は、負けることの大嫌いなハリルの発言とは、とても思えないものだ。
ハリルがダメになったのか?
それとも、この試合はある意味捨て試合だったのか? 日本に喝を入れるための。
あと、韓国戦ではいつも不思議なことが起こるということだ。
昨年、U-23日本代表が、オリンピック・アジア最終予選決勝の韓国戦で、左SBの山中がスパイだったため、逆転勝ちをしたもののとても苦しんだことがあった(記事)。
ま、謎だな。