J1第6節、ガンバ大阪はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦した。
出場メンバー。
相変わらず、三浦が右SB。 三浦を便利使いして、代表CBを潰すつもりか?
試合はいきなり動いた。
前半2分、PA前で野津田が左でフリーとなっていた柏の前のスペースにパス、柏はダイレクトでシュートを放って、サイドネットを揺らした。
そして、前半7分、縦パスをバイタルエリアで受けた柴崎が、PA手前からミドルシュートを放つと、綺麗に逆サイドネットに突き刺った。
守備の固い広島にいきなり2点取られた。 全然ダメじゃん。
柏にやられたな。
三浦でも止めれず。 右サイドからやられ過ぎ。
攻めに出ない選手がSBをやると、相手は守備を気にせず攻めてくる。 思い切って仕掛けられる。
これが大きいんじゃないかな。 守備専門のSBなら、そこは鉄壁でないと。
だから、米倉を使えと何度も書いている。 米倉も守れない選手でもないし。
それにしても、広島の守備は固い。
ブロックが固いというより、一人一人の球際が厳しい。
アデとウィジョにボールが入ると同時に、後ろからプレスを受けて、自由にプレー出来ない。
小野瀬や倉田がドリブルで一人交わしても、すぐさまカバーの選手に寄せられて、続かない。
前半43分、ウィジョのボールキープから、アデミウソン、倉田とボールを繋ぐが、CB二人に挟まれながら、何とかシュートを放つが、GKに防がれてしまう。 これが、一番のチャンスだったかな。
宮本監督は、矢島・米倉・渡邊と投入して、攻撃を強めようとするが、ますます広島がガンバの攻撃に慣れてきて、段々どうにもならない感が強まってきた。
そして、後半40分、サイドから渡が侵入して、Dヴィエイラに横パス、それをDヴィエイラは右の川辺に流すと、川辺が逆サイドに股下を抜くシュートを決めた。 完全なダメ押し。 万事休す。
この試合展開は、ガンバが前節の神戸戦でやらなければならなかった戦い方だよ。
ガンバは広島にレッスンを受けたな。
このまま、0-3の完敗。
しばらく何も書く気が起こらなかったよ。
次はさすがに選手を変えるだろう。
高はしばらくルヴァンでいいだろう。
矢島が初めてセンスを見せた。
惜しくもバーに当てたコントロールシュートとか、二度裏へ浮き球のパスを通した。
それでも物足りないけどね。 もっと守備で頑張る選手かと思っていたけど、それがないね。
この程度の巧さでは、守備ももっと頑張らないと、使えないなあ。 五輪代表の時は、もっと運動量があって、もっと守備でも頑張る選手というイメージがあったんだけどなあ。 何か勘違いしてるんじゃないかなあ。
米倉はさすがにボール扱いが違う。
ただ、ボールを出した後、味方を見ずに前に走る癖があるなあ。 だから、味方と意図が合わなくて、返ってきたボールがサイドを割ることがままある。 3失点目の場面も、せっかく戻ってきたのに、渡と対峙していた菅沼に遠慮して、渡に寄せず、中途半端に止まってしまった。 それが、失点に繋がったかな。
ガンバは、悪い流れに入ったな。
神戸戦の逆転負けが効いた。 そして、広島に0-3の完敗。 広島も3点も取れるチームじゃないんだけどね。
次は、思い切った選手の変更が必要だよ。
高を今野に、三浦・菅沼のCBコンビに、代えないと。
悪い流れは、放置するとえらいことになる。