J1第2節、ガンバ大阪はアウェーで清水エスパルスと対戦した。
出場メンバー。
まだ調子が上がらないと言われている今野を使ってきた。
高はカツを入れるためか、遠征メンバーにも選ばれなかった。
これは、さすがだな。 宮本チルドレンと呼ばれ、お気に入りみたいだけど、甘い顔はしないぞという采配。
チームにフェアな起用を意識させ、ピリッとさせる意味でもとても重要なこと。
ベンチメンバーもあぶれ続ける選手が出ないように気を使っているように思われる。
前半、ガンバがボールを支配し、清水が鋭いカウンターを仕掛ける展開。
清水が、スペースにうまくボールを出していて、いいサッカーをしていた。
そんな前半17分、右サイドの深い位置から立田がクロス、ニアサイドで北川が潰れて、抜けてきたボールを中村が押し込んだ。
キムヨンゴンには、触れてほしかったね。 鳴り物入りで入ってきたが、イマイチだな。
ガンバはボールを繋ぎながら、チャンスを伺う。
前半29分、左サイドでのパス交換から、倉田が藤春へスルーパス、藤春は左サイドの深くからマイナスにクロス、ペナルティエリア中央に走り込んだ小野瀬が確実に左足で合わせてゴール左に決めた。
小野瀬の落ち着きと決定力は素晴らしい。 これで同点。
このまま前半終了。
後半、ガンバは修正してきた。
もっとも、立ち上がりは攻められたが。
後半13分、アデミウソンからのPA右奥への浮き球のパスを、ファンウィジョがトラップ一発で相手DFと入れ替わり、折り返すと、走り込んだアデミウソンが押し込んで逆転に成功。
トラップが大きすぎたかに見えたが、狙ったプレーなら素晴らしいとしか言いようがない。
さらに後半25分、PA右少し離れた位置でFK。 遠藤が鋭いボールをニアに送ると、アデミウソンが頭で合わせて右ポストに当たり、ネットを揺らした。 これで3-1。 難易度のかなり高いプレー。 速くて正確なキックと、すらすヘディングの正確さが要求される。 いいね。
続けて、後半28分、オジェソクが相手の前に出てボールを奪うと、スルーパス。 受けたファンウィジョが、PA右に侵入して、右足を振り抜いたシュート、GKのニアをぶち抜いた。 あれをニアに決めるなんて凄いな。
前半にも、GKのニア上を狙った惜しいシュートがあったが、右足を思い切り振り抜いていても正確なコースに飛ぶのは、凄すぎる。
他にも、GKのニアを鋭く抜いたのに、反対側のポストに当たって跳ね返ってGKに取られたシュートもあった。
今日のウィジョは、素晴らしかったね。
清水を突き放すゴールだった。
その後もカウンターで攻めまくったが、後半52分、ゴールまでヨンゴンが反則してFK。
石毛が直接ゴールを狙うも、クロスバーに当たって、その跳ね返りを滝に押し込まれて、試合終了。
少し後味が悪かったが、ガンバ劇場開幕という後半の試合内容だった。
前半の多すぎるボールの繋ぎもガンバらしい。
アデミウソンのパスが正確性に欠けるんだなあ。 シュートは大胆に、ラストパスもセンスで出したらいい。 しかし繋ぎのパスは正確に出してほしい。 そこでチャンスを逃すプレーが前半何度かあった。 アデミウソンは流れで適当にプレーするんだな。 どんな時でも。
その点、ウィジョはシュートは無理気味に大胆でも、繋ぎのパスは丁寧に正確なパスを出す。 理想的なFWの在り方だよ。
アデミウソンは、そこを改善して欲しいね。 2点は取ったけど。
ウィジョは性格も良さそうだね。 ヨンゴンは性格悪そうな顔してるけど。
矢島にはがっかり。 性根を入れ替えて欲しい。
CKが前節も含めて低いボールばっかり。 高いボールを入れると、緩くてGKに取られてるし。 酷いね。
あと、ワンツーでボールをもらおうとして、そのボールが悪くて、相手ボールなった時、なんだよ~というジェスチャーをして、プレーを止めていた。 相手ボールになったら、すぐボールを奪い返そうとしないと話にならない。 川崎でも徹底されているのに。 特に途中交代で元気なんだから。 矢島みたいなプレーヤーは運動量を多くして、泥臭く頑張らないと話にならないよ。
俺なら、もうしばらく使わないなあ。
清水はいいサッカーをしているね。 早いうちに2点目が入っていたら、危なかった。
まあ、しかしガンバの方が実力あるかな。