ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、2試合強豪同士の激闘が続いた後の、スペインvsロシア戦。
スペインの楽勝だと思ったんだが。
ロシアは、5バックでダダ引きで守りを固める。
スペインは、その前を行ったり来たりのパスを回すだけで、苦しむ。
そんな中、前半12分、スペインのFK。 クロスを送ると、ファーサイドでセルヒオラモスともつれたイグナシェビッチの右足に当たり、跳ね返ったボールがゴールに吸い込まれた。
何ともラッキーなオウンゴールでスペインが先取点をあげる。
これで決まったかと思ったんだが、
前半40分、ロシアのCK。 ロシアがヘディングシュートを放つと、ピケがなぜか片手を上げていて、その手に当たって、PK。 そのPKをロシアが決めて、同点。
どちらも、ラッキーな得点だった。
このまま、前半終了。
後半も、似たような展開。
スペインが攻めあぐね、ロシアが時々カウンターをかける。
実に詰まらない試合になった。
これが後半、延長前半、後半と続く。
ラッキーゴールはもう生まれず、PKに。
PKは、スペインの3番手のコケが、甘いコースに蹴って、GKに止められる。
スペインは、5番手も中央に蹴って、GKが残した片足に当てて、止める。
PK3-4で、ロシアが勝利した。
前の2試合が実に面白い試合だっただけに、余計つまらない試合だった。
ま、こういうのがWCらしい試合かな。
強豪が負けるパターン。
スペインがこれで消えることになった。 寂ししいな。
何か、クロアチアに流れが来ているよ。