日本サッカー協会は15日、欧州遠征に臨む日本代表メンバー26名を発表した。
日本代表は3月23日にマリ代表、3月27日にウクライナ代表と対戦する。
日本代表に招集されたメンバー26名。
4-2-3-1に当て嵌めてみた。
井手口のいない4-1-2-3はイメージしにくいので。 良くないとも思うし。
驚きの理由は、選ばれた選手、外れた選手にそれぞれある。
まず、外れた選手。
DFでは、酒井高徳が外れた。 控え選手ではあるが、ずっと選ばれていた選手。
左右両SBができるので、ユーティリティ性が高いのも好材料。 それでも外すとは。
井手口は、スペインで試合に出ていないので外すと前もって言われていたので、驚きはない。
ハリルホジッチの試合に出ていない選手は選ばないという方針が、昔は曖昧だったが、今は絶対的な基準になりつつある。
浅野拓磨も外れたし。
何より、乾貴士が外れたのが驚き。 スペインで活躍しているし。
「まず得点を取る、取らせるというところが基準になる。」と、ハリルホジッチは語っている。
その部分で、現状は中島翔哉と宇佐美貴史が上回っていると。
選ばれた選手で驚きなのは、宇賀神友弥。
酒井高徳より宇賀神を選ぶのかという感じ。 高徳は、ショックだろうなあ。
森重真人が久しぶりに選ばれた。
活躍しているからというより、吉田麻也が怪我で、ベテランCBが必要という判断なのだろう。
三浦弦太ではなく、植田直通が選ばれた。 交互に選んでいる感じ。
三竿健斗と大島僚太が復活。
本田圭佑が、復活。 これは、そうなるだろうなと思っていたので、納得。
中島翔哉への期待は大きいみたいだ。
「中島がクラブでやっているのと同じように、ドリブルで1対1で抜けるかは分からない。1人で絶対的な仕事をすることができる選手がいるのか。個人で打開できる選手は必要になってくる。」と。
今の所、個人で打開できる選手はいないと思うよ。 中島翔哉がかろうじてどうかと。
全体的な印象は、まだテストしているというイメージだ。
WC仮想対戦国相手の最終仕上げの段階なのに、WC本戦では選ばれる確率が高いであろう酒井高徳や乾貴士を外してきた。
大胆な人選だよ。
この期に及んでも、WC本番で使える選手を見極めようとしている。
絶対的な中心選手は勿論選んでいるが。
それ以外は、最後の最後まで見極めようということだろう。
信念と自信を感じるよ。
それと、攻撃的な選手を以前より多く選んでいると思う。
以前は、ボール奪取力のある選手を探していたが、今回のテーマは点を取れる、取らせる選手を探すのがテーマみたいだな。
もう、テストマッチが少ないことを考えれば、選手を固定して、WC仮想対戦国相手に連携を深めたいところ。
それをせずに、まだ、WC本番で使える選手を見極めようとしている。
中心選手さえいれば、連携は大丈夫ということなのだろう。
かつて、こんなことをした日本代表監督はいない。
最終仕上げは、直近の合宿で十分、それより選手の見極めが大事。
経験のなせる業、自信なんだろうなあ。
これが、いい結果を生むことを願うよ。