ハリルジャパンとザックジャパンを比較してみたい。
ザッケローニは、予選からメンバーを固定して戦い、選手間の連携を高めていった。
だから、アジア最終予選も、5勝1敗2分けと楽々通過した。
コンフェデ杯で、0●3ブラジル、3●4イタリア、1●2メキシコと負けはしたが、健闘した。
そして、同じく11月の親善試合で、2△2オランダ、3○2 ベルギーと健闘したので、皆やれると思ったのだ。
しかし、WC本番はダメだった。
今考えると、システムを4-2-3-1に固定。 今はやりのザックお得意の3-4-3も諦めたものだから、戦術も固定、メンバーも固定で、連携はあの時点で高められていたのだから、強かったんだが、それ以降の伸びしろがなかったのだ。 他国の代表チームは、予選からどんどん強くなっていったのに。
それに対して、ハリルジャパンは異なる。
メンバーは固定されていない。 システムも4-2-3-1から、4-3-3に変わって行った。
連携は取れていないけど、何とか予選を勝ち抜き、現状にある。
ハリルジャパンには、伸びしろがあるということだ。
恐らく、3月の強化試合とWC前の最終合宿とその中での強化試合で、連携を高められる自信があるんだと思う。
それまでは、出来るだけ色々なシステムや選手をテストをしたり、レギュラー陣に刺激を与えたりで、それを予選の最中にもやってきた。
それでも、そういうハンディがあっても、予選を勝ち抜ける自信があったんだろうな。 予選よりWC本番を見据えて。
ただ、連携がなければ命取りになるDF陣はかなり固定したけど。
ということで、まだハリルジャパンには、連携を高めるという伸びしろがある。
3月にもまだ小テストをしてそうだしね。