J1第7節、ガンバ大阪はアウェイでセレッソ大阪と対戦した。
前半は、セレッソ大阪に押されていた。
セレッソ大阪に押されるのか、という感じ。
セレッソは、サイド攻撃が良かった。
3バックで、初瀬・藤春がサイドにいたら、サイドは抑え込まないとダメだろう。
後半もそのまま。
流れを変えるために、後半10分、初瀬OUT→堂安IN。
後半12分、スローインを長沢がヘディングで背後へそらして、ボールをつないで、ペナルティエリア中央へ走り込んだ藤春が、ゴールに蹴り込んだ。
少しラッキーな先制点。
後半23分、清武が交代で出てきた。
しかし、あまりいい仕事はできなかったな。
後半26分、ペナルティエリア左角付近でパスを受けた杉本が、ドリブルで進入、フェイントで三浦をかわして右足で強烈なシュートを突き刺した。
これを、決められたらダメだろう。 杉本の個人技にやられた。
何度かあったチャンスで、ようやく決めた。
後半28分にも、強烈なヘディングシュートがあったが、それはGK東口がファインセーブで弾き出した。
後半40分、遠藤OUT→泉澤IN。
最近、このパターンが多い。 遠藤は調子が良くないな。
後半41分、左サイドからソウザがクロス、走り込んだ杉本がヘディングで合わせ、ゴール右隅へ。 見事なゴールで逆転1-2。
堂安の裏をつかれ、右サイドはやられっぱなしになっていた。
堂安は攻めで特別感を出せず、守備の甘さだけが目立っていた。
堂安は使えないな。 ドリブルで仕掛けられず、コンビネーションの崩しもなく、前への抜け出しもない。 ただ、少しいい個人技があるのみ。
これで、負けかなと思っていたんだが、アディショナルタイムの後半48分、CKからの折り返しの混戦のなか、倉田がボレーで押し込み同点に追いついた。
そして、試合終了。
まあ、自分はダービーという特別感はない。
セレッソは格下だからな。
しかし、今日は明らかにセレッソが支配していた試合だった。
カウンターに入ろうかという所でのパスミスがとても目立った。
あれでは、攻めれない。
ガンバは、ダメな状態に陥った。
疲れが溜まってきたんだろう。
ターンオーバーをやっていない報い。
しかし、ターンオーバーをやれる人材もいないから、しょうがないんだが。
打つ手なしに見える。
堂安と泉澤がジョーカーになりうる攻撃の仕方を作らないと、苦しい。
遠藤も組み立が出来ていない。
衰えが出てきているのか、今ちゃんがいないと、苦しいのか。
出だしが良かっただけに、今の状況が苦しく見える。
今ちゃんが復帰してくるまで、耐えるしかないか。
ただ、倉田にエースの雰囲気が出てきたのが頼もしい限り。