鹿島がJ最強ボランチ、レオ・シルバを獲得? 鹿島の本気が恐ろしい。

 鹿島が、移籍市場で積極姿勢を打ち出しているそうだ(こちら)。

 鹿島の強化責任者が「今年は力で勝ち切るような、相手を上回る編成を行なってきていないのは事実。駆け引きをしながらなんとか勝ってきた。来年以降は戦力を上積みして、力で勝ち取る形に進化していきたい」
浦和みたいに、金で選手をどんどん取ると宣言したぞ。

 今年の鹿島の獲得賞金は、CWC準優勝:400万ドル (約4億6千万円)、Jリーグ優勝:1億8500万円で、CWC準優勝の賞金のバカでかさには驚くよ。
鹿島は、戦力強化の資金を得たということ。

 来年度から
強化配分金:優勝15億円、2位7億円、3位3億5000万円、4位1億8000万円。
Jリーグ優勝賞金:3億円。
均等配分金:3.5億円
YBCルヴァンカップ:優勝1億円(2016)
天皇賞:優勝1億円(2016)
となる。

 強化配分金の額がでかすぎる。
優勝すれば、他チームより物凄く選手獲得ができる。
これは、有力チームは優勝目指して、先行投資をするだろうな。

 そして、鹿島が動いた。
新潟からMFレオ・シルバ(30)を取るというのだ。

レオ・シルバは、ボール奪取力No1で、技術もあるから、やろうと思えば、高いレベルの攻撃参加もできる。
JリーグのNo1ボランチだろう。
その選手を取るというんだから、大きい。
レオ・シルバは、新潟に愛着があって、移籍しないという記事をどこかで読んだことがあるのだが、流れが変わったんだろうな。

 そして、神戸からペドロ・ジュニオールも獲得するという。
これも大きい。
ペドロ・ジュニオールと監督のネルシーニョとは絆が固そうだったから、これも意外。
大きなお金が動くんだろう。

あと湘南から左サイドバックの三竿雄斗を取るらしい。

 これは、各ポジションに実力のある選手を2人用意して、ターンオーバー制を敷き、JリーグとACLの両方を本気で狙いにいくということだろう。
鹿島が本気を出してきた。
これは、怖いな。
鹿島が抜きんでる可能性がある。

ただ、ここ数年で、両方を本気で狙いにいったチームは、G大阪しかない。
鹿島はまだ経験不足だ。
石井監督に、ターンオーバー気味にうまく選手のモティベーションを落とさずに、やりくりする力量があるかどうか、疑問だな。
少なくとも、1年目は苦労するだろう。
そして、来年が強化配分金:15億円を取る一番大事な年だと思う。
来年が大勝負の年だ。
鹿島が1年目で苦労するという所に隙ができそうだ。
ガンバは、その隙を突きたいね。
そして15億円獲得できれば、立場は変わる。
来年は、優勝目指して、列強の熾烈な争いになりそうだ。

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