コスタリカ戦の先発メンバーについて考えてみる。

カタールWCの初戦、日本代表はドイツに逆転勝ちした。


ドイツ戦の日本の出場メンバー。

ロシアWCの時は、グループリーグ3戦は、中4日・中3日で行われた。
今回は、中3日・中3.5日で行われる。 少し日程が過密になっているのだ。
ただでさえ、消耗が激しいWC、ターンオーバーは必須。 それを2戦目に行うのか?3戦目に行うのか?
従来は、ほとんどのチームが、3戦目にターンオーバーか、突破が決まっていなければ、ターンオーバーせずに戦う場合が多かった。
今回は、2戦目が中3日なので、日程的には2戦目にターンオーバーしたいところ。
そして、相手もコスタリカ。 相手的にもここでターンオーバーしたい。
もしコスタリカに勝てばグループリーグ突破が決まるならば、ここで勝負をかけてもいい。 しかし、ドイツがスペインに勝てば、日本・スペイン・ドイツが2勝で並ぶ可能性がある。 そうなれば、得失点差で日本が敗退する可能性が高い。 なので、スペイン戦にベストメンバーで戦えるようにしておきたいところ。
決勝トーナメントは、中4日または中5日になるので、スペイン戦にベストメンバーでもいい。

ということで、ターンオーバーを前提に先発メンバーを考えてみた。

酒井宏樹は、怪我で出場は無理。 なので、山根を起用。 元々、攻撃が良くて守備が良くない山根はコスタリカ戦が使いどころ。
長友は休ませて、伊藤洋輝。
冨安も足の状態が良くなく、全体練習にまだ参加してないようだ。
それなら、ここで無理させられない。 本来なら、ベテランの吉田麻也と怪我上がりの板倉滉の2人共休ませたい。 しかし、1人となると、板倉滉だな。 サブメンバーが中心になるから、キャプテンの吉田がいる方がいい。 もう1人は谷口を起用。

ボランチは、守田と柴崎だな。 守田は出れるみたいだから。 ここで前半だけでも出したい。
遠藤航は休み。 守備が弱い柴崎はここが出番だね。

2列目は、久保・南野・堂安。 久保と三苫は半分ずつ出て、休みはなしだね。
相馬でもいいけど、先発メンバーを落としすぎるのは良くない。
鎌田も休ませて、南野。 伊東も休ませて、堂安。

今度は、日本がある程度ボールを握れそうなので、ワントップはポストプレーも出来る上田綺世。

このメンバーでも勝てるんじゃないだろうか。
鎌田がいないのが心配だけど、柴崎のラストパスがカナダ戦で復活してきたのが見えたので、彼が攻撃を組み立てられるんじゃないだろうか。 そしたら、南野はストライカーとしてプレーすればいいので、やれるんじゃないかな。 このメンバーだと守備力が落ちるけど、守田と吉田に奮闘してもらって、コスタリカ相手なら抑えられるんじゃないかな。 攻撃力はさほど落ちないと思う。
膠着したら、交替で三苫・伊東を入れていけば、迫力が出せるから、カバー出来る。

ロシアWCでは、西野監督は3戦目にターンオーバーした。 勝負をかけて、勝った(試合は負けたけど)。
森保監督もどこかで勝負をかけなければならない。 それが、今回は2戦目のコスタリカ戦だと思う。
森保監督は、西野監督の決断を隣で見てた。 そして、ドイツ戦で後半のシステム変更と次々と攻撃的選手を投入する思い切った采配を揮って、成功した。 森保監督は、監督としての覚悟を決め、覚醒したと思う。
東京五輪でターンオーバーを全くせず、選手を疲弊させて負けた反省をさすがにしてるだろう。
あの教訓を活かせなければ、話にならない。 
ターンオーバーをやると思う。 かな? やれれば、本物なんだけどな。

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