名将森保監督誕生、ドイツに大逆転勝ち。 日本2-1ドイツ。

 カタールWC初戦で、日本代表はドイツと対戦した。


日本の出場メンバー。

予想通りの先発メンバー。

前半、日本はドイツに押されまくる。
左サイドから、攻撃的SBのラウムを絡めてコンビネーションで崩してきた。
酒井宏樹が無力化されるとはね。
それでも、日本は何とか耐えていたが、前半31分、キミッヒが敵陣中央の右から斜めにロングボールを送ると、ラウムが完全にフリーになっていた。 やられたかと思ったが、権田が飛び出して、ラウムが後ろを向いたので、凌いだかと思ったが、ラウムが倒れて、そこに権田がぶつかって、PK。
権田は、何やってんだと怒った。 しかし、後で権田はぶつかっていないのにラウムが倒れて、前に出ようとしてぶつかったから、ファウルじゃないと主張していたが、それもそうなので、あれでPKはきついな。
そのPKをギュンドアンに決められる。
先制点を取られて、とても苦しくなった。
その後も、ピンチを迎え、前半49分、キミッヒがシュートを打つが、権田がセーブ、こぼれ球をニャブリがゴールエリア左角から折り返し、フリーのハフェルツに押し込まれた。 これは、オフサイドだろうと思ったが、オフサイドと判定された。 半自動VARが見てるから、安心して待てたけど。

前半は、何とか0-1で凌いだ。

希望は持てなかったんだが、後半頭から久保に代えて、冨安投入。
何と3バックに変えてきた。

これには、驚いた。
3バックは、5バック気味にして逃げ切り用だと思ってたからね。 ただ、カナダ戦では3バックにして、点を取りに行ってたから、3バックは攻撃用に使うというプランがあったんだろう。
ただ、長友・酒井の両WBでは攻撃は苦しい。 だから、まず彼らを残して、ドイツの攻撃を抑え、流れを日本に変えた。 ドイツの前4人+左SBラウムの5人に対して、4人で守ってたから苦しんだ。 勿論2ボランチもいるんだけど、振り回されていたからね。 5対5にして、マーク相手をはっきり決めて、ぶつかった。 これで、守れるようになった。 素晴らしい采配だ。
一度受け止めて、流れを変えてから攻撃に出た。 
後半12分に、長友⇒三苫にして、攻めに出る。 

後半25分、キミッヒがPA内へ浮き球のパスを入れると、フリーで抜け出したニャブリが落としたのを、ホフマンがダイレクトでシュートを放つ。しかし、権田がスーパーセーブ、続けてニャブリにシュートを打たれるが、これも権田が防いだ。 これが大きかったな。

日本はさらに、後半26分に 田中碧⇒堂安律。
鎌田をボランチに下げて、さらに攻撃的にする。
そして、後半28分、遠藤がロングパスを送ると、走り込んだ伊東が胸トラップから右足でボレーシュートを放つが、ノイアーのビッグセーブに遭う。こぼれ球を酒井が押し込もうとするが、上にふかしてしまう。
誰がシュートを打ったかわからず、ばかやろ~と叫んだが、酒井だったんだな。 しょうがない。

さらに、後半30分、酒井⇒南野。
これで、両WBを三苫・伊東にして、超攻撃的布陣に変える。
これが実って、後半30分、左サイドから三笘がカットインを仕掛け、PA左に飛び出た南野にパス、南野が中にシュート気味に折り返したのを、ノイアーに横っ跳びで弾くが、そのこぼれ球を堂安が蹴り込んで、同点に持ち込んだ。 来た~と声を出したよ。

1-1の同点になり、日本が嵩に懸かるかと思ったが少し落ち着いた。
しかし、後半38分、自陣のFKから板倉がロングボールを前線へ送る。 ふわりとしたボールだったが、相手DFがのんびりしていて、浅野が絶妙のトラップで前に出て、スピードを生かしてPA右に進入、角度はなかったが、迷いなく放ったシュートは、ノイアーのニアサイドを撃ち抜いて逆転に成功した。
凄かったねえ~。 浅野がやってのけた。 浅野はセルビアで点を取りまくって、開花したんだよね、そこで巧くなってた。 ただ、ノイアーの肩上をぶちぬいたんだからねえ。 凄かった。

2-1と逆転したものの、まだ時間が残ってた。
超攻撃的布陣に変えていたので、受けに回ると苦しい。
しかし、何とか凌ぎ切った。

ドイツ相手に2-1の大逆転勝利。
大興奮だよ~。 凄かった。

一番の要因は、森保監督の采配にあった。
今までは、思い切った采配が出来なかった。 そこが、森保監督の最大の欠点で、そこが監督失格だなと思っていた。 しかし、この大一番で思い切った采配をした。 自分の考えを信じて、それを実行した。
3バックに変えただけに終わらず、三苫・浅野投入、堂安投入、南野投入とそのたびにポジションを変えながら、相手を混乱させた。
素晴らしい采配だった。 カナダ戦で攻撃的3バックと鎌田のボランチを試して、ちゃんと準備もしてたんだな。

これは、名将森保監督誕生と言いたくなるよ。

これは、とても大きな勝利。
守田不在だったし、前半は冨安もいなかった。 それでもドイツに勝ったんだから。
どこまでやれるか、本当に楽しみになってきた。

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