パトリック退場のその後。 審判委員会が大問題だな。

 J1第1節、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ戦で、前半38分、鈴木優磨がパトリックにファウルタックル⇒パトリックの太ももを抱え込んで動けなくする⇒ひじが顔に当たったように倒れるの鈴木のファウル3連発にもかかわらず、パトリックが1発レッドで退場になった。

これが、物議を醸している。

自分の見解は、生で見ている時は、パトリックのレッドはしょうがないと思った。 審判がそう判断してもおかしくない。 しかし、ビデオを見れば、鈴木のファウル3連発は明らかだ(少なくも太ももかかえこみは)。 問題は、VAR審判(VAR:小屋幸栄、AVAR:川崎秋仁)がこの映像を見て、荒木主審にオンフィールドレビューを勧めたかどうかだ。 勧めなかったらVAR審判の責任だし、OFRを断ったなら荒木主審の責任だ。
この誤審は、しょうがないだけでは済まない。 1発レッドなので、次の試合パトリックは出場出来ない。
従って、後で訂正されるかどうかは、重要。

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 Jリーグは21日、「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手のボールとは関係の無いところで相手競技者を打った行為は、『乱暴な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明している。
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JFA審判委員会のメンバーがビデオをじっくり見て、出した結論がこれか。
呆れたな。 相手競技者を打ったと判断したのか。 驚きだな。 一体何を見てるのだ?
パトリックは太ももを抱え込んだ鈴木の腹部を押して、はがした。 その後、体を動かす上で手が後ろに振れた。 打つ動作でもないし、当たってもいない。 かすってるかもしれないが。 鈴木は腹を押さえて痛いふりをしていたのであって、顔を押さえてはいない。

審判の誤審はしょうがない。 しかし、じっくりビデオを見て、何人かで議論してこの結論だと、JFA審判委員会がおかしいということになる。 組織としておかしいということだ。 何らかの組織的な不正があると考えられてもおかしくない。 審判の誤審はあるけど、JFA審判委員会の組織的不正は許せない。
JFA審判委員長は黛俊行という人だ。 経歴がわからない。 この判断に加わったのか?もわからないが。
JFA審判委員会のメンバーは、公表されてないな。

これに対して、
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日本サッカー協会(JFA)の審判委員会が16日、2022シーズンの判定基準(スタンダード)説明会をオンラインで行い、今月13日に行われた富士フイルムスーパーカップの川崎フロンターレ対浦和レッズ戦で誤審があったと認めた。
説明会ではJFA審判委員会副委員長・JFA審判マネジャーの扇谷健司氏が説明を実施。「多くの方がご覧になられているシーンかと思う、われわれがレフェリーのジャッジを擁護するつもりはない。やはりこれは決定的得点機会の阻止としてファウルを取り、退場にすべきシーンだった」と誤審だったと認めた。
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なんだ、誤審に対して、ちゃんと説明会を実施したんだな。 別件だけど。
パトリックの件も、説明会を実施すべきだ。 ちゃんと質問を受けて、説明をすべきだよ。

DAZNの「Jリーグジャッジリプレイ」で、昨季まで主審を務めた家本政明氏がこの件について述べていた。
パトリックのプレーをレッドと判定するのは、厳しいかなと結論付けていた。
パトリックのプレーをファウルとイエローの中間でイエローより、鈴木のプレーもファウルとイエローの中間でイエローよりと判断していた。 いずれにしろ、レッドではないと。
他のメンバーも同意だったな。
ビデオを繰り返し流していたけど、確かに見る角度によって、少し強く腹を押しているようにも見える。
しかし、ある角度では、手を腹に置いて立ち上がってその時に手が動いているように見える。 そして、それが一番見える角度であり、真実だということだ。
イエローにも値しないよ。
そして驚いたのは、鈴木のプレーもグレーと判断したことだ。 パトリックの太ももをホールディングして動けないようにしたのは、明らかにイエローだろ。 あれをイエローとしない理由がわからない。

プレーは違うけど、久保建英がドリブルで抜いて走り抜けようとした所を相手に掴まれて止められるのをよくみる。 イエロー覚悟のプレーだ。 あれは、本当に腹が立つ。 あんなホールディングは一発レッドにすべきだよ。 ハンドなら偶然なることがあるから、レッドはどうかと思うけど、ホールディングに偶発はない。 全て意図的だ。 レッドと判定すると決めたら、誰もやらなくなる。 本当に見てて腹立つんだよね。

最後に、パトがフィールドに一礼してる場面が写って、パトはいい奴だよね、という話になっていた。
それに対して、鈴木優磨はクソ野郎だな、と言って欲しかったが。
この件で、一躍鈴木優磨の悪評が広がっただろうな。 
レッドが取り消されたなら、怒りも収まり、鈴木優磨の悪評も収まるだろうが、このまま放置されると、その怒りが鈴木優磨に対して残る。 
元横浜DFの栗原が「“勝負の世界”という意味では、鈴木優磨の勝ちなのかもしれません。彼にとっては、少しでも勝つ確率を上げるためのプレーだと思います。そこをどう捉えるかは人それぞれ」と断ったうえで、「ただ、今はフェアプレーが推奨されていて、VARもあるので、もうそういう時代ではなくなりつつあるのも事実です」と述べていた。
鈴木は“勝負の世界”で勝ったかもしれないが、日本中のサッカーファンに悪い奴だなという印象を広めた。
世界中にかもな。 ブラジルで、日本人にマリーシアはないと言われているが、あるじゃないか、と書かれていたからな。 日本人じゃないみたい。 ま、自分の評判と日本サッカー選手の評判を下げたのは間違いないな。

片野坂知宏監督は、「見方によったり、捉え方によったり、ガンバのファンサポーターの方であったり、鹿島のファンサポーターの方であったりで見解はいろいろあると思う。VARも入っている中で、ああいうことも起こりえることだなと思います。いくらそういうことを言っても、パトの退場というのは変わらないことなので」と話した。

これは、間違っている。 監督がビデオを見たかどうかにもよるが。
パトの退場というのは変わらないことなので、というのは正しい。 しかし、抗議はしっかりすべきだ。
監督がグレーとおもっているのなら、しょうがないが。
次の試合に出場出来るかどうかは、変わることなので。 そして、しっかり抗議することは、審判が自分たちを見直すことに繋がるので、審判レベルの向上に繋がるのだよ。 いたずらに抗議したらダメだけど、この件は抗議すべきことだよ。
クラブは抗議すべきだね。 ただ、去年コロナでJリーグには迷惑かけているので、自重するかもしれないが。

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