ACL第5戦、ガンバ大阪はシンガポールのタンピネス ローバーズFCと対戦した。
出場メンバー。
4-4-2にしてきた。 3-4-2-1よりこっちの方がいい。
いい感じにローテーションしてる。 宇佐美は休ませたかったが。
前半21分、昌子の前線への浮き球のパスを一美がヘディングで落としたのを、倉田がトラップを浮かしたまま、右足を振り抜くと、GKの上を越えて落ちて、ゴールに入った。 ガンバが先制。
続けて、前半25分、左ではなく右SHに入った川崎が敵陣中央でボールを受けてドリブルで持ち上がると、巧みにDFを交わしながら、GKとの1対1に持ち込み、股下を抜くシュートを決めた。
前節の全くドリブルを仕掛けない川崎が一変、ドリブルを仕掛けまくった。 やれる力があるんだよなあ。
その直後の前半27分、右CKをファーサイドのベネットをフリーにして、打点の高いヘディングシュートを決められた。
甘々の対応だったな。 佐藤 瑶大はどこにいたのかな?
しかし、前半28分、川崎がドルブルで右サイドのゴールライン際まで侵入、グラウンダーのクロスを入れたのを、ゴール前に入った一美が押し込んだ。 これで、3-1に。 試合は決まったかな。
後は、川崎、シウバ、パトリック、川崎、パトリックと点を決めて、8-1で圧勝した。
最後、相手は疲れていた。 層の厚いガンバは、3戦目以降、ローテーションして、こういう戦いで全試合勝てたはずなんだけどね。
ま、それはそれとして、川崎のドリブルが切れていたねえ。 ハットトリックだよ。 3点目が良かった。
ドリブルで抜いて、角度があまりなかったけど、素早くシュートを打って、決めてみせた。 難しいと思ったけど、GKの位置取りが良くなかったのかなあ? まあ、いいシュートだった。
ちょっと、食野を彷彿させたかな。
ドリブラーは自信が大事だよなあ、とつくづく思った。 止められても止められても、仕掛ける強い意志が必要。
因果な商売だな。 上田綺世の「FWは外しても外しても、シュートを打ち続けるのが仕事」という言葉を思い出したよ。
ドリブラーも「止められても止められても、仕掛け続けるのが仕事」、だな。
シウバのプレーにも切れが出て来たな。
福田の動きも良かったし。 久しぶりで怪我しないように交代したのもいい采配だった。
山本悠樹も、こんなもんじゃないけど、少しずつ良くなってきたな。
裏へいいパスを出せるようになってきた。 ほんの少しオーバーしてたから、まだだね。
絶好のラストパスを外された。 アシストが付けば、山本も乗れるんだろうけど。
まあ、相手が疲労もあって弱かったにせよ、攻撃で躍動出来たのは大きいな。
ガンバには、きっかけが必要だった。 この試合がきっかけになりそう。
そして、ACLのグループリーグ突破の可能性が出て来た。
2位の5チーム中、2チームが落ちる。
調べてみて、浦項スティーラーズが勝ち点11で終了。 傑志が勝ち点10でセレッソとの最終戦を残すのみ。
セレッソが負けることはないだろう。 ということは、11以下になりそう。
ガンバは勝ち点9だから、現代に勝てば、勝ち点12でグループリーグが突破出来る。
希望が出て来た。