JRA日本競馬会は8日、今後も無観客で開催を実施すると発表した。 2月29日から無観客競馬を実施済。
JRAは「政府が発出した緊急事態宣言や、対象区域内外の都道府県知事の要請の趣旨を理解したうえで、更に人と人との接触や移動を抑えるために、人馬の移動の抑制、競馬場における関係者の衛生環境の更なる整備を徹底するとともに、業務の効率化に向けて必要な見直しを行ってまいります」と発表。
感染拡大防止への取り組みとして3つの施策を発表。
「(1)競走馬の出走制限」では競走馬の他ブロックへの出走を制限する。平地オープン、障害競走を除き、関東(美浦)所属馬は阪神、京都に、関西(栗東)所属馬は中山、東京でのレースへの出走が不可となる。
「(2)騎手の移動制限」では、土曜と日曜とで異なる競馬場への移動(節内移動)を不可とする。
「(3)認定調整ルームの運用」では、騎手の感染リスクの軽減及び分散を目的として、通常の調整ルームに加えてJRAが認定する場所(自宅、ホテル)を認定調整ルームとし、騎乗当日に当該認定場所から競馬場への移動を認める。
うまくやってるねえ。 さすが、JRAだ。
ネットでの馬券購入をずっと前から導入するという企業努力をしていたから、こういうピンチの時に生きるね。
土日の娯楽の独占状態だね。
JRAも一つの会社だと考えればいい。
政府・自治体は外出の自粛要請はあっても、出勤停止までは要請していない。
だから、無観客でさえあれば、普通の会社と同じように考えればいいのだ。
競馬関係者が普通の会社員が出勤するような範囲に移動するのであれば、問題ない。
Jリーグも同様に考えれば良かった。
Jリーグという一つの会社で、各チームという支店がある。
どっかの支店で感染者が発生すれば、その支店はしばらく閉鎖するが、全国すべての支店を閉鎖することはないだろう。
そう考えて、無観客試合をすれば良かった。
関東なら関東のチーム同士で対戦を組む。 関西なら関西で。
そうやって、試合を消化していく。
移動は、各チームバスを用いる。 公共交通機関は用いない。
問題は、地方のチームだ。
地方のチームは、日程を後ろ回しにするか、Jリーグが施設を提供して、そこで長期の宿泊をして、普段の練習もしてもらう。
勿論、不公平になるので、今期は、非公式扱いにする。
それでも、ファンは試合を見るし、選手も真剣に戦ってくれるだろう。
そうすれば、DAZNとの契約も成立するんじゃないかな。
収入を少しでも得なければならないし、選手の体がなまるのを防がなければならない。
ただ、それでも出来るのは、J1ぐらいだろう。
全国に散らばるJ2、J3は無理だ。
ただただ、延期するだけの無策はダメだ。
かといって、ハードルは実に高くなった。
時期を完全に逸したな。