選手コメントから見るサッカー日本代表。

 アジアカップの第三戦・ウズベキスタン戦をメンバーを一新して勝って、選手コメントは明るい物が多く、日本代表は決勝トーナメントに向けて、チームとしてぐっと盛り上がって来た。
いい流れなんじゃないかな。

ただ、気になったのは、多くの選手が皆自分が控えだと認識していることだ。
青山でもそうだし、武藤でさえ。
乾が森保監督になぜ選手交代が少ないのかと質問して、選手全員にもその理由を説明したという話があったけど、よっぽど納得できる説明だったのかもしれない。 どういう内容かはわからないが。
コメントの雰囲気からして、控えだと思っていないのは、伊藤と乾ぐらいかな。
室屋も違いが出せると思っているみたいだ。
実際、彼らとレギュラー陣との差は少ない。
皆、客観的に見れてるのが凄いとも言えるし、物足りなく感じる所もある。
皆仲間に助けられたコメントとかが多くて、自分も日本人なのでそういうのが大好きな一方で、何か生ぬるくなっていないかと危惧してみたりもする。 まあ、ハリルホジッチ時代の反動もあるのかもしれないが。

 さて、一番気になったのは三浦のコメント、
前半37分にロングボール1本でショムロドフに抜け出された場面では三浦が対応を誤ったように見えたが、「触れるボールだったけど、『前に弾け』という声が『流せ』に聞こえて……」と、コミュニケーションのミスだったという。
これは、槙野とのやり取りだろう。
『前に弾け』が『流せ』に聞こえるなんてことがあるかあ?
恐らく、槙野は『流せ』と言ったんだと思う。 ショムロドフのボールタッチは少し流れたように見えて、槙野が取れると見ていて思ったから。
一方、ビデオで繰り返し見たけど、三浦が「触れるボールだった」というのも、そうか?と思った。
触れるとしたら、体を裏返されて、シュート打たれる直前ぐらい。 まあ、触れたのかもしれない。
事の真相はわからないが、嘘があったとしたら、代表にいるべきではない。
西野元監督を嘘をついてまでディするし、問題だな。

 このコメントがあったので、あの失点の場面をビデオで何回も見返したけど、右サイド中央少しウズベク側からウズベクのスローインで始まっている。 多くの選手が右サイドに寄っていた。 ウズベクの選手がうまくフリーになってスローインのボールを貰って、佐々木がそこに対応しようと前に出た所をワンタッチでハムダモフにパスを出され、ハムダモフが絶妙な裏へのパスを出す。 塩谷が寄せたのだが、股間を通された。 後で塩谷は槙野に文句を言われていたよ。
ショムロドフはタッチライン際を走り抜け、マークしていた槙野が裏返され、スピードで剥がされる。 三浦もそちらサイドに寄っていたので、ショムロドフに寄せる。 その寄せ方が、前を切る感じの寄せ方だった。 サイドライン際から内に入って来た選手なら、外側に追い出すべきだ。 恐らく槙野がいるので、内側は槙野が対処できると判断したのだろう。
それにしても大いに問題ありの場面だな。
単にカウンターと書いてしまうとしょうがない所もあるのかなと思ってしまうけど、タッチライン際で抜け出した選手に内に切り込まれてシュートをきめられてしまうのはイタダケナイ。 あれは点を取られるようなシチュエーションではなかった。 

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