ファイザーがコロナワクチンの緊急使用許可を申請、「大阪産ワクチン」も治験の“最終段階“を開始。

 「米製薬大手ファイザーは20日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請した。 18日、コロナワクチンの臨床試験(治験)で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表した。
12月中旬までにFDAから緊急使用の承認を得られるとみており、承認後直ちにワクチンの配布を開始する予定。「全てがうまく行けばクリスマス前の配布開始も可能だ」と述べた。」

速いなあ。
ただ、日本にとっては、海外産のワクチンを日本に運ぶためには、マイナス70度で輸送、貯蔵できる施設が必要だということ。 なかなかすぐには出来ない。 
ま、日本人は慎重だから、他国で安全性に問題ないという結果が出るまで、使う人はいないだろうけど。

一方、日本でも、
「大阪大学と共同で新型コロナウイルスのワクチンを開発している「アンジェス」は、治験の最終段階を開始すると発表しました。 「DNAワクチン」について今年6月に治験を始めました。
これまで60症例で治験を終え、安全性に問題はなく、治験の最終段階を開始するということです。
最終段階では、症例数を500に増やし、接種の間隔が異なる2つのグループに分けて安全性や有効性を調べ、来年3月には接種が完了するということです。」

これは、第1/2相臨床試験。
これから、「第2/3相臨床試験」を実施する方針。
さらに、次のステップとして、「発症予防効果」「重症化予防効果」を検証するための第3相臨床試験が実施されることとなる。第3相臨床試験では、ファイザーなどが実施したのと同様、数万人規模の人に対してワクチンを投与することを想定しているという。
ここまで進んでやっと、ファイザーやモデルナが発表したような「ワクチンの有効性」を確かめることができる。

期待したけど、まだまだだな。
第3相臨床試験を終えるのにさらに少なくとも半年はかかるだろうな。 早くて来年9月くらいか。
そこから、承認申請かな。 五輪後だな。

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